ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【107話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
過去回帰の真相
ルカの前世の回想シーン。大人になった彼はヴィンターバルト城を訪れていました。
何か目的を果たしたのか全てを終わらせて幼少期ぶりに帰ってきたようで、当時の人は誰も残っておらず寂しさを感じている様子。
そして執務室の床に落ちている金色の鍵がふと目に留まり、それが子供のころ当時のマクシミリアン公爵に連れて行かれた”家主の部屋”の鍵であることを思い出したよう。
以前第28話あたりでそのシーンがありましたね。それは後継者にのみ伝えられる場所で、一生に一度だけ願いを叶えてくれる杯があるという話でした。
馬鹿げた話だと思いながらもルカはその時ぶりに家主の部屋を訪れ、部屋の真ん中には金色の杯が。
何か願おうと本気で思っていたわけではないルカですが、思わず心から望むことを思い浮かべてしまったらしく。この人生にもう一度だけチャンスが与えられたなら幸せになりたいと。
すると次の瞬間目が覚めたときには子供の姿でエンデンの家のベッドの上だったみたいです。
決して過去に戻りたいと願ったわけではなくルカも戸惑ったみたいですが、確かに人生をやり直すチャンスがあれば幸せになりたいという願いを叶えられる可能性がありますからね。
ユディットは巻き込まれただけ
ルカから真相を聞かされたユディットは、自分がただ過去回帰に巻き込まれただけだったのだとそこで初めて知ることに。
前回の感想考察でも過去回帰の可能性について触れましたがその通りでしたね。
なぜ新たな人生を小説の世界だと思い込んでいたのかについては触れられることなく。それも願いを叶えてくれる杯の効果だったりしたのでしょうか?
あとルカは杯に願った本人なので前世の記憶があるのは分かりますが、なぜユディットにも中途半端な記憶があったのですかね。他の人たちは完全に記憶がリセットされているように見えますが…。
大枠の部分の真相は明かされたものの細かいところは気になってしまいます。
元々嫌いではなかった
それから前世に関する話で、ルカは元々叔母であるユディットのことを嫌いではなかったと伝えていました。叔母さんも僕を嫌いではなかったと思うとも。
ルカは前世のころからユディットからの愛情を時々感じていたみたいですね。
姉ラリサが亡くなったりと色々複雑な状況であり分かりやすくルカに優しくはしてあげられなかったものの、それでも元々言われていたような悪い関係ではなかったのでしょう。
そんな話を聞いたユディットは嬉しさからか涙を浮かべていました。今回真実を知ったことで2人がまた強い絆で結ばれるといいです。
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