ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【106話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
残されたユディットとルカ
前回の回想の続きから。エンデン町には伝染病が流行り、ユディットの母も姉ラリサも命を落とすことに。そして家にはユディットとルカのみが残されたみたいです。
これに関してはこれまでも明かされていたストーリー通りですね。
その後ユディットはルカを育てながら貧しく苦しい生活を送り、そして姉とはあまり似ていないルカを憎むようになっていったよう。
母に似ていないということはすなわち父のほうに似ているはずだということで、大切な姉を無責任に妊娠させた男の存在がルカと重なってしまったのでしょう。
そしてある日リューディガーが訪ねてきてヴィンターバルト公爵の後継者としてルカを連れて行ってしまったとか。
これについてもユディットの憑依前、つまり小説「冬の森の主」のストーリーに沿った展開ですね。
憑依者ではない?
回想シーンの最後、ユディット目線のナレーションで驚くべき事実が。
これは私自身が生きた二度の人生であり、その中で「冬の森の主」という小説など一度も読んだことが無いと。それは小説ではなく現実であり、憑依者などではないとも。
そこでユディットは目が覚め、そばに寄り添って見守ってくれていたルカに謝りながら涙を流していました。
なるほど…。眠りについている間過去の記憶を夢として見て、そして実は小説など存在せず憑依者でもなかったことに気づいたということですかね…?
ただ回想で描かれたようにルカをリューディガーに連れて行かれた世界線と、この漫画の本編として描かれているようにユディットも一緒について行った世界線があるわけなので、そこら辺はどういう関係になるのでしょうか。
例えばどこかの時点で過去に回帰して人生をやり直すことになり、その際にここは小説の世界で自分は憑依者だと勝手に思い込んでいただけとか?真相が気になるところです。
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