ピッコマで公開されている「ジャンル、変えさせて頂きます!」の感想と考察になります。
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【101話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フランツの勘違い
フランツとその手下によって拉致されてしまったユディット。
彼女は貧民街の小さな民家に連れて来られ、部屋にはフランツと2人きりという絶望的な状況。しかしそこでの会話で彼の大きな勘違いが判明することに。
どうやらフランツはユディットがリューディガーから逃げたがっていると思っているらしく。
以前ユディットはイザベラに頼んでそのような嘘の話を意図的に流したようで、まんまとそれを信じているみたいです。
そしてフランツはユディットのことを助け出してあげると言い出し、お互いに協力しようと提案してきました。
そうなってくるとユディットにもチャンスがありそうですね。味方になるふりをして相手を油断させることもできるので。
彼女は一度彼の話に乗るふりをしたほうが賢明だと判断したようで、その提案に前向きな態度を見せていました。
フランツが致命的な勘違いをしてくれていたのが大きな希望に繋がりそうですね。
彼の企みは
王宮での爆破事件もフランツの仕業だったわけですが、彼はその罪をリューディガーに被せるつもりらしく。
リューディガーが秘密通路を通った後を追ってフランツたちも入り込んだということで、おそらくリューディガーが疑われるような痕跡を意図的に残したのかもしれません。
それに加えてフランツはリューディガーを犯人に仕立て上げるための証言をして欲しいとユディットに頼んできました。
何という卑怯な奴…。当然ユディットは今の段階ではその提案を受け入れるふりをするしかないでしょうが、どうにかフランツには相応の罰が与えられるようにしてやりたいですね。
信頼のために?
手を組むにあたって信頼が必要だとフランツは言い出し、なんとユディットにプロポーズしてくることに。
リューディガーから逃げられるよう助けてやるからプロポーズを受け入れろと言いたいのでしょう。
鉄道敷設権の関係でヴィンターバルトの後継者は王家の血筋でなければならず、ヴィンターバルトを掌握するためには王族との結婚が必須だからユディットにこだわっているわけですね。
ユディットは今回それに対する答えは出さず。正式な手続きを進められたりしたら面倒なので、そこは慎重になったほうがよさそうですね。
いかに残酷な人間か
またフランツはリューディガーがいかに残酷な人間かを熱弁。
前々回登場した時からフランツは上着を肩から羽織って隠していたみたいですが、実はすでに右腕を失っているらしく。それはリューディガーが送り込んだ暗殺者にやられたのだと。
そんなことを平気でできてしまう残酷な奴だとフランツはリューディガーのことを語っていましたが、それよりもっと酷いことをしているお前が言うなと思ってしまいました…。苦笑
さらにフランツはリューディガーには自分の子を殺すような冷血な血が流れているとも説明。というのもヨナスを殺したのは彼の父である現ヴィンターバルト公爵のマクシミリアンであると。
その事実にユディットは目を見開いて驚いていました。
ヨナスを殺した犯人がマクシミリアンではないかという疑惑は以前第48話でマリナ王女も言っていましたね…。やはりそれが真実なのでしょうか。
ただマクシミリアンが自分の子を殺す冷血な人だからその血が流れているリューディガーも危ないというフランツの説明はあまり納得できないですけどね…。親子だろうと別人なので。
とにかくフランツにどんな話をされようとユディットにはこの場を上手くやり過ごして欲しいですね。
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