ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
調査報告
レイナはエルダーから調査報告を受けていた。
ひとまずエルを拉致した犯人の男を捕らえたと。その男はレイナが推測した通りの場所に隠れていたと言う。ただエルの痕跡は見当たらなかったらしい。
そしてその犯人の男は金貨袋を持っていたということで、それを対価に指示されたエルの拉致を実行したようだ。
また補足情報として、その男は最近ギャンブルにハマっていたのだとか。
報告を受けたレイナは険しい表情になり、自ら直接会いに行くのだった。
犯人の男
地下牢に捕らえられてい犯人の男。
彼は自分のところにやって来たのがエドハールではなくレイナだったことに安心する。公爵ではなく公爵夫人なら言いくるめられるだろうと思ったのだ。
そしてレイナの顔を見るや否や男は口を開く。
私が悪かったです。生かしてくだされば公子がどこにいるか話すことが…
そのように言いかけた男だが、レイナはバチンと思い切り男を顔を叩いた。男が思っていたほどレイナは生ぬるくはなかったようだ。
それからレイナはこう言う。
お前が答えることはただ一つ。お前にギャンブルを教えた人は誰だ?
険しい表情を浮かべながら彼女はそう問い詰めるのだった。
皇室のほうでは
エルを必死に守ろうとしているウンディーネに対し、皇帝は何やら手をかざしている。
その手は黒いオーラのようなものをまとっていて、ウンディーネはガタガタと震えて苦しんでいるようだ。
皇帝がウンディーネに何かを仕掛けているのだろうか。
そんなところに騎士から報告が届いた。エドハールが皇帝との謁見を望んでいて、もし断るなら国境の兵を撤退させるというのである。
その報告にルイシャの顔色が曇る。国境の兵を…!?まずいな…!と。
そして、あの無情なやつが自分の子供に情けを感じているのか!らしくない父親のように振る舞うんだね!とも。
エドハールの謁見の申し出に、皇帝は応じることにするのだった。
皇帝への謁見
皇帝と顔を合わせ、エドハールは挨拶をする。
そして皇帝は、先代からの盟約を破るつもりかね?とエドハールに問いかけた。北方を守護するのはヒスビリアン家における盟約なのである。
するとその質問に答えることはなく、息子をお返しください!とエドハールは要求する。
しかし皇帝は今起こっている事態を正当化しようとしてきた。
ルイシャは同じ家門出身の人間ではないかと。親戚の子供の顔を見たくて連れてきただけなのに、何が悪いことがあるんだと言い出したのだ。
その話に憤りを感じるエドハール。
そしてヒスビリアンが皇室に忠誠を誓った見返りとしてもらったのは、永遠の安泰だったはずですと言う。だからその約束を守ってほしいと。
エドハールはそのように主張するのだった。
ソルシエ建国神話
ソルシエの建国神話には3人の登場人物がいる。初代皇帝、ヴィノシュト、そしてヒスビリアンだ。
初代皇帝は魔神オフィテルに脅かされていた。そしてその魔神を封印するため、ヴィノシュトとヒスビリアンに永遠の安泰を約束した。
両者はその提案を受け入れて忠誠を誓い、邪悪な魔神オフィテルを封印することに成功。基盤を固めてソルシエ帝国が建国されたのだ。
世間に知られている神話の内容はそうであるが、実際は違うようである。
そしてエドハールはヒスビリアンの先代公爵から認められていなかったため、盟約の真なる内容を知らない。
果たしてこやつは真の盟約に気づくまでどれだけかかるのかなと皇帝は思った。10年なのか20年なのかと。
そして皇帝はそれを待ち遠しいと感じた。
そんなことを考えている皇帝に対し、私の息子を返してください!と改めてエドハールは要求するのだった。
【39話】感想
とりあえず実行犯を捕まえることには成功したものの、まだエルを助け出すことは出来ず。
ただ実行犯の男にギャンブルを教えた人物が誰かレイナが問いただしていたので、もしかしたら共犯者か、ルイシャの手先まで辿り着けるかもしれません。
そして皇帝に謁見するエドハール。息子を返すようにと直接要求していますが、果たしてどうなりますかね。
息子を拉致されてまで盟約を守れとか、皇帝も自分の主張だけ通そうとするろくでもない人間かもしれません。そんな理不尽な奴に、エドハールには負けないで欲しいです。
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