ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
メルティオ侯爵夫妻を訪問
エドハールとレイナは一緒にメルティオ侯爵夫妻を訪ねた。
メルティオ侯爵は、レイナが精霊術師ということで前々から会って見たかったのだと。
そしてまずはブラックジャック商団に関する話から先にすることに。
エドハールは、ヒスビリアン家がブラックジャック商団と結んでる契約について、その契約書をメルティオ侯爵に見せた。
メルティオ侯爵によると、たしかに不公正は条件ではあるが法的には欠陥がなく、裁判をしても勝算はあまりないのだと。
それなら方法は一つもないのかとエドハールが聞くと、メルティオ侯爵は口ごもる。
彼は真実の誓約を結んでいるため、簡単に答えることはできないようだ。もし嘘を言ってしまった場合は死ぬからである。
そのため彼は一つ一つの言葉に気を付けているのである。
するとレイナは、相手側が契約を破る分には問題ないのかと聞くと、それは大丈夫だとメルティオ侯爵は答える。
モニカ・エスバットが素直に従ってくれるはずはない。相手側が先に契約解除を申し出てくる方法を探さなければとレイナは思うのだった。
精霊の外見は
それから彼らは精霊の話に。
お互いの精霊を見せ合うことになり、レイナはウンディーネを。そしてメルティオ侯爵は青年のような見た目の精霊を出した。
奥様の精霊は子供の姿ですねと言うメルティオ侯爵。彼曰く、一般に精霊は召喚者が望む姿で現れるのだと。
精霊術師になったばかりのレイナにとっては初耳であった。
メルティオ侯爵が召喚する精霊が青年のような見た目をしているのは、前にこの世を去った息子の姿が形象化されたものなのだと。顔立ちは同じではないが、身長や年齢は似ているという。
精霊は召喚されるときの形象化の過程で、精霊術師の心理状態の影響を強く受けるのだと。だからある意味精霊術師の心を代弁してくれる存在でもあるのだという。
そしてレイナの召喚するウンディーネが子供の形なのは、エルを望む気持ちからなのだろうか。
彼女はそう思い、ふるふると震えている。そんな彼女をエドハールが優しく肩を抱くのだった。
解決策とは
エドハールとレイナは屋敷に帰り、ブラックジャック商団の問題を解決する方法について話し合っていた。
解決策として、北部の鉱山で採れる魔精石の流通量を調整しようということになる。
魔精石は様々な場面で利用される必須鉱物。
そんな魔精石を、ブラックジャック商団と取引する家門に対して販売しないようにし、商団へ圧力をかけようというのだ。
そうすれば彼らに流れ込む資金が減り、事業を破綻させることができる。
最近ではどこも魔精石を備蓄しておこうという風潮があり、それは内戦がおこる前兆でもある。
エドハール曰く、各家門は私兵を集結させているという。
戦争まではあまり時間が残っていないだろうと言うのだった。
【33話】感想
ブラックジャック商団の問題についてメルティオ侯爵夫妻にアドバイスを受けに行きましたが、結局こちらから契約を破棄する方法はなく。
相手に契約を破棄させようと、魔精石の流通制限という結論に至ったようですね。エドハールたちの作戦が上手くいくと良いですが。
そして今回明らかとなった事実。精霊の姿は召喚者の心を反映したものなのだと。ウンディーネやイフリート、ノームが皆小さい子供の姿なのは納得ですが…。シルフィードは!?笑
シルフィードはオオカミの見た目ですよね~。なぜなのか気になってしまうところです。
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