ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第28話 | 第29話 | 第30話 |
「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エドハールの母の最期
エドハールが生まれてから、屋敷内での彼の扱いは酷いものであった。本妻ではない妾の子だからである。
不快だから兄と呼ぶな!下品な私生児のくせに…!
彼の兄はエドハールをそのように罵った。
公爵夫人の息子にとっては彼は邪魔な存在であり、幼いころから食べ物には毒を入れられ、暗殺の危機にさらされることも多かった。
息子が公爵の後継者の座を脅かすことなどありませんと母は必死に訴えたが、公爵夫人にそんな訴えが届くはずもなく。
耐えきれなくなったエドハールの母は、一人部屋で自ら毒を飲んだ。
息絶える前の母を見つけたエドハールは目を見開いて驚き、取り乱した様子で駆け寄った。すぐに医者を呼ぼうとしたが、その必要はないと母がごめる。
君は生き残って…私のように振り回されるだけの人生は送らないでね…
涙を流しながら言ったその言葉を最後に、エドハールの母は息子の腕の中で息を引き取るのだった。
レイナが見つけた不正
帝都の屋敷では、レイナはその屋敷の女主人であるロシアネ・マートンを呼び出していた。
私に何か言うことはないのと問い詰めるレイナ。彼女が夕食前の余った時間に帳簿に目を通したところ、不正を見つけてしまったのだ。
あくまでも自白させようと、何か言うことはないのかと質問しているわけだが、ロシアネはしらばっくれる。
それからレイナは帳簿に書かれていることを一つ一つ読み上げだすと、誤解です!とロシアネは動揺した様子でそれを止める。
そしてロシアネは、ブラックジャック商団に入った金銭については本当に誤解ですと言い出す。
言い訳があるなら話して見なさいとレイナは詰め寄るのだった。
【29話】感想
エドハールも彼の母も本当に可哀想です。ヒスビリアン家において2人の居場所はなかったのでしょうね。
先代の公爵夫人やエドハールの兄は今どうなっているのでしょうか。現在の姿が未だに登場していないので気になるところです。
そして帝都の屋敷の不正を見つけたレイナ。毅然とした態度で詰め寄る感じ、最初より公爵夫人としての風格が出てきた気がします。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第28話 | 第29話 | 第30話 |