ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【28話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
父親として
レイナがエドハールと腕を組んで屋敷に入ると、ここの執事長であるというジェレミーが出迎える。
そして2人は真っ先にエルの寝ている部屋に向かった。
部屋に入るとエルはぐっすりと眠っており、ウンディーネのおかげで熱も下がっているようである。
それからふと部屋を見渡すと、そこにはおもちゃがいっぱいあるではないか。どうやら全てエドハールがエルのために用意してくれたもののようだ。
その事実を知り、レイナの目からは涙が溢れてくる。それに気づいたエドハールは彼女にハンカチをそっと渡してあげるのだった。
またレイナは、たくさんある物の中から、このゆりかごはダメですよと言う。先日エルがゆりかごから落ちたばかりなのである。
他のものを準備するよとエドハールは答えた。
それでもこれだけエルのために準備してくれたことに、レイナは本当に嬉しそうであり、エドハールへの感謝を口にする。
エルの父として当たり前のことをしただけだよ。
彼は少し照れた様子で、そう答えるのだった。
エドハールが生まれたとき
エドハールが生まれる前の話。
彼の母はヒスビリアン家の家臣の娘だった。そして彼女に与えられた役割はただ一つ、子供を産むこと。
何年も子供を産めなかった公爵夫人に代わって、後継者を産むためだけの後妻となったのだ。一片の愛情もない結婚である。
彼女は無事エドハールを妊娠したわけだが、そんなところに衝撃の知らせが入ってくる。
なんとずっと子供を産めずにいた公爵夫人が同時期に妊娠したのだと。そのことに公爵も大層喜んだようだ。
一方絶望しているのがエドハールの母。公爵夫人に子供ができたとなれば、自分の子はどうなってしまうのだろうかと。
屋敷内では中絶した方がよいのではという意見も多かったが、公爵夫人の子供が女の子である可能性もあったため、とりあえず生かしておくこととなった。
そしてエドハールの母は、自分の子供がきれいな娘だったらいいなと思った。そうしたら命が脅かされることもないだろうと。
そして彼女は大きくなってきたお腹をさすりながら、お母さんはただお前が何の心配もなく愛されて幸せに育って欲しいの…と涙を流して願った。
しかし残念ながら、彼女と公爵夫人の子供はどちらも息子なのであった。
【28話】感想
エルのために色々な物を準備していたエドハール。そのことにレイナも感激して涙を流していました。
エドハールの好感度アップですかね。今回の帝都への外出をきっかけに2人の距離がもっともっと縮まって欲しいものです。
またエドハールの生まれる前の話が描かれていました。以前の話で、彼はレイナと似たような境遇で家門の中でも酷い扱いを受けて育ってきたという話がありましたね。
エドハールの母の立場を見ていると、生まれてきた後のエドハールがどう扱われるのかが容易に想像できてしまいます…。涙を流してお腹をさすっていた母の姿が切ないですね…。
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