ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【60話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リリアンヌの焦り
皇后と第1皇女アメリアの元気そうな姿を見た第2皇女リリアンヌは焦りを感じているよう。もしアメリアが社交界に復帰したら自分の座が危うくなるからと。
それは間違いないですね。皇后と側室という明確に敵対する人物の娘同士ですから。
リリアンヌとしては兄である第1皇子アルゴンが皇帝の座を狙ってくれたら好都合であるものの、あいにくアルゴンは皇位にあまり興味が無いらしく。
現在は側室テレサが皇帝からの寵愛を受けているから大丈夫であるものの、頼れる家柄もなしに権力維持は不可能だとリリアンヌは考えているみたいです。
確かに皇帝がテレサを愛しているというのは、この間のカシルの裁判でもよく分かりましたね。
そしてリリアンヌは権力を維持するために、どうしてもシルビアンと結婚しなければならないと思っているよう。
今後リリアンヌはまた厄介な存在としてカンナの前に現れそうですね。
カンナが望むもの
自身が望むものについて書き出しているカンナ。
まず一番望みは離婚して自由になることであり、二番目の望みはカシルのようなクズに屈しないための権力なのだと。それらは相反することでありカンナは頭を悩ませているよう。
確かにバレンティーノ公爵家の当主であるシルビアンとの離婚は権力の放棄を意味しますし、権力を重視したいなら離婚を諦めるのが手っ取り早いですからね…。
それからカンナはヤルデン王国への移住も選択肢として考えているよう。他国であれば帝国よりも権力者になりやすいということもあるのかもしれません。
ただいずれにせよ多額のお金が必要であり、カンナは香水事業を始めようと考えているみたいです。
この世界の香水はまだまだ質が悪いものばかりであり、カンナの知識を活かせば既存の商品を圧倒できるらしく。試しにプレゼントした皇后も大絶賛だったようで。
自由になりながらも権力を手に入れるという望みを叶えるため、まずは財力から身につけられるといいですね。
カレンを訪ねるも
香水事業を進めるにあたって流通路の確保が必要であり、アディス商団の力を借りようということに。
そしてカレンを徹底的に利用してやろうと彼のいる演武場を訪れるも、なんと会うことを拒否されてしまうという。
確かに第47話などではカンナがカレンを冷たく突き放していましたからね。何の関係も持ちたくないとまで言い放っていたので、逆にカレン側が拒否するのも理解できます。
カレンに協力してもらうつもりなら、あんなに冷たく突き放さなくてもよかったのではと思いますが…。この後どんな展開が待っているのか気になりますね。
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