ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【59話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇后からの好意
裁判が終わった後、カンナのもとには皇后がやってきました。もっと早く言ってくれたら全力を尽くして助けたのにと優しい言葉をかけてくれるという。
どうやら今回の件で皇后のカンナに対する好意がグッとましたようですね。
皮膚病の治療を理由に積極的に皇后の権力を利用することもできるはずであるものの、カンナは決してそんなことは無く。欲深いそこら辺の貴族らとは全然違うと思ったみたいです。
確かに助けて欲しいと直接頼まれるよりも、今回のカンナのようなケースのほうがむしろ助けてあげたくなる気はします。
まあ今回のカンナは皇后が自発的に助けにきてくれるよう仕向けたわけですが、実は全てカンナの計算通りだったなんて皇后は知る由もないでしょう。笑
また困ったことがあれば必ず私に言うようにと皇后は言い、そのうえカンナに科せられた罰金も肩代わりしてくれるとか。
これまで以上に皇后はカンナに好意を抱いてくれているようで、これから頼もしい存在になりそうですね。
実はカンナの策略
東大陸貿易船の船員たちを毒殺しようとしたということで重い刑を受けることになったカシルですが、今回衝撃の事実が明かされることに。
なんとそれは全てカンナの策略だったみたいですね。アイジェクの部屋の前に送り主がカシルであると装った手紙と箱を置いたのはカンナだったようです。
ただ箱に入っていたのは実際は毒薬ではなくただの栄養剤だったらしく。計画通りに物事が進まずに万が一アイジェクが患者に飲ませてしまうことになっても問題ないようにしていたわけですね。
裁判中カシルは必死に無実を主張していましたが、本当に何も知らなかったとは思いませんでした…。苦笑
ただカンナには一つ疑問が残っているようで。手紙は彼女が利き手ではない左手で書いたものだったものの、裁判中の筆跡鑑定ではカシルの筆跡と一致するという結果に。
つまり何者かが本物のカシルの筆跡のものにすり替えたということになるみたいです。
アイジェクを拘束した際に手紙はアレクサンドロのほうで押収したため、もしかしたら彼がやったのか。真相が気になりますね。
呆れるリリアンヌ
カシルが手首を切断されてから一週間が経ち、彼は毎日酒を飲んで荒れているよう。
無実の罪を着せられたわけなので本人はずっと納得いかないでしょう。まあその件が無くてもカンナに対する拉致と殺人未遂があるので妥当な罰だと思いますが。
そんな荒れているカシルのことを見て第2皇女は呆れているようで。この愚か者の存在が自分や兄である第1皇子アルゴンにとっても汚点になると感じているよう。どうせなら死刑になればよかったのにとも。
まあリリアンヌの感覚は理解できますね…。こんなヤバい人間が兄弟にいて欲しくはないです。苦笑
皇后と遭遇
カシルのいる部屋を退室したリリアンヌは、偶然皇后と遭遇することに。そして皇后の隣を異母姉である第1皇女アメリアが歩いており、リリアンヌは驚きを隠せない様子。
皮膚病で外にも出られなかった親子が堂々と出歩いているわけで、信じられないという心情なのでしょう。
しばらく登場機会のなかったリリアンヌですが、これからどんな動きを見せるのか注目ですね。
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