ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全てはカンナの意図通り?
怪我をしたため薬を作れないとの旨の手紙をカンナから受け取った皇后。まさかのことに動揺しつつも、彼女は手紙の内容からあることに気づいたよう。
カンナはベニチア滞在中に怪我をしたということであり、つい最近第3皇子カシルが怪我したのも同じくベニチアで、その2つに関連性があるのではと思ったみたいです。
それから皇后は弟であるメルシー侯爵に調査を頼み、ベニチアでの出来事を全て知ることに。
メルシー侯爵はベニチアの情報ギルドから情報を買ったらしく、前々回第54話でカンナが渡した情報なのでしょうね。後日その情報を買いに来る人がいるはずだとカンナは話していましたが、彼女の意図していた通りになりましたね。
そして皇后はこれを機に第3皇子カシルを皇室から追放すべく裁判を起こすつもりのよう。カシルは側室テレサの息子でもあり、皇后からしたら敵対する勢力ですからね。
このような皇后の動きは全てカンナが意図していたことなのでしょう。あのタイミングで皇后に手紙を出したのも、情報ギルドに情報を渡したのも、全てこのためだったのでしょうね。
アイジェクを拷問
ベニチアの病棟ではカンナの父アレクサンドロがアイジェクのことを数日間にわたって激しく拷問していました。
ただ情報を聞き出すだけではなく、娘に危害を加えようとした愚か者を痛めつけたいというアレクサンドロの意図が何となく感じられますね。
そして最終的にアイジェクは知っている情報を吐いたようで。何を話したかは描かれていませんが、きっとカシルの悪事についても全て明かしたでしょうね。
カンナの頼み
カンナは父アレクサンドロに頼みたいことがあるらしく、彼の部屋を訪れていました。
彼女の頼みはというと、薬剤室での騒動についてなるべく隠したいのだと。カシルが患者たちを毒殺しようとしたことは当時薬剤室にいた人たちだけが知っている事実であり、それをなるべく広めたくないみたいです。
カンナにどんな意図があるのか気になりますね。
アレクサンドロは理由を聞くこともなく了承してくれたようで。それがカンナへの信頼なのかもしれませんね。
病棟での最終日
カンナによる治療が始まってから早くも一か月が経ち、ついに彼女がベニチアを経つ最終日に。
患者たちの回復は順調で日常生活も問題ないとか。もう完治も近いという感じでしょうね。
皆カンナが帰ってしまうことを寂しく思ってくれているようで。不治の病かに思われた病気を治してくれた人ですから、皆から好かれるのも当然でしょう。
彼女は最終日もきっちり全員診察してから出発したみたいです。そのプロフェッショナル精神はさすがですね。
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