ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
あなたに権限は無い
ジョセフィンのもとを訪れたシルビアン。これまで彼がわざわざ会いにきたことなどなく、どうしたのかとジョセフィンは動揺しているよう。
これだけでもシルビアンとジョセフィンの力関係が伝わってきますね。ジョセフィンの立場は明らかに弱く、彼の顔色をうかがいながらこの屋敷で過ごしているのでしょう。
まあシルビアンが公爵であり彼が一番偉いのは当然のことですが。
そしてどうやらシルビアンは憤っているよう。というのも今度行われる第2皇女リリアンヌの祝宴会にシルビアンも出席するとジョセフィンは勝手に約束したらしく。その件で一言いいに来たみたいですね。
ジョセフィンがシルビアンを皇女と結婚させようとしているという話は前回もありましたが、本人の意向も聞かずに勝手に祝宴会の出席を約束するとは酷い奴です。
そんな彼女に対してシルビアンは、あなたにそんな権限など無いとはっきり指摘。
さらに敢えて”エレスター伯爵”とも呼んでいました。一応ジョセフィンは前公爵夫人ではありますが、先代公爵が亡くなった今もうこの家門の人間ではないということ強調しているのでしょう。
シルビアンに対してジョセフィンが言い返せるはずもなく。これ以上この屋敷の女主人ぶらないで欲しいものですね。
自分の力で
酷い鞭打ちを受けたカンナはやっと目を覚ますことに。ジョセフィンの命令によって使用人の誰もカンナを手当てしてくれず、ずっと床に倒れたまま放置されていたよう。
やっていることが酷すぎますね…。しかも鞭を打たれた足は酷い怪我を負っていて、治療しなければ炎症を起こして死ぬ可能性もあるとか。
それがジョセフィンの狙いだったわけですが、カンナはふらふらになりながらも自ら足を治療することに。ジュファとして生きた12年間で身に着けた医療の知識が役立つときが早くも来たみたいですね。
カンナはアルコールの含まれる飲み物や庭園に生えている薬草として使える植物などを利用し、完璧な処置を施していました。
いや~本当にたくましいですね。屋敷内に味方が誰一人いない厳しい状況ではありますが、どうにか自分の力でこの逆境を乗り越えて欲しいです。
冷酷なシルビアン
今日ジョセフィンとカンナの間で起こったことはシルビアンにも報告されていました。
事態を知ったシルビアンですが、治療しなかったら最悪カンナが死んでしまうかもしれないという報告にも関わらず、彼は放置したままにするつもりのよう。
シルビアンは冷酷な奴ですね…。妻が死ぬかもしれないのに放っておくなんて。まあ実際はカンナが自分で治療したので大丈夫だったわけですが。
別人に変わったカンナとシルビアンが対面するのは楽しみなところです。
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