ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【49話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
治療方法は
船員たちが苦しむ怪病の正体は壊血病であると診断したカンナ。
それはジュファの世界でも15世紀頃に不治の病として多くの船員たちを苦しめたものらしく。長期間の航海を強いられる船員たちは新鮮な食料を食べるのが難しく、ビタミンが破壊された保存食しか食べれないためこのような病気にかかるみたいですね。
治療方法は単純にビタミンの多い果物などを食べればいいわけですが、カンナはそうとは説明しづらいよう。
確かに果物を食べれば治りますなんて説明しても、この場にいる人たちは納得しないでしょうからね…。苦笑
しかもカンナがいるこの世界ではまだビタミンなどという栄養素の存在は知られておらず。そんな目に見えないものの話をしてもますます信じてくれないでしょう。
この場にいる他の医者アイジェクは、馬鹿にしたような態度でカンナの意見に耳を貸さず。
ただシルビアンはカンナの話を信じてくれたみたいで、要求通り対応してくれることに。そのうえアイジェクの病棟への出入りを禁止してくれました。
この場にいる一番偉い人からの信頼を得ると物事は簡単に進みますね。
ラファエルと2人きり
カンナは自ら薬剤を調達すべく馬車で店へ向かうことに。しかも同行してくれるのは護衛騎士ではなくなぜかラファエルだという。
前回初めて登場したシルビアンの友人ですね。前回はほとんど謎のままでしたが、今回彼の素性やこれまでのカンナとの関係が明かされました。
まずラファエルは破戒司祭なのだと。つまり戒律を破って聖職を剥奪されているみたいですね。
そんなラファエルと今の憑依前のカンナには関わりがあったよう。シルビアンに一方的に執着していたときのカンナですね。
当時のカンナはシルビアンと親しいラファエルに嫉妬し、逆にラファエルに積極的なアプローチをすることに。ずっと好きだったと彼に伝え、それによってシルビアンの気を引こうとしたみたいですね。
しかし結果的にシルビアンの気を引くことはできず、ラファエルは不快な思いをしたよう。嫉妬作戦にただ利用されただけだと分かっているようで、気分が良くないのも当然でしょう。
まあ別のカンナがやったことなので、そのせいでラファエルと気まずくなってしまっている今のカンナもある意味被害者ですけどね…。
馬車の中でラファエルとカンナは必要以上に会話することは無く。薬剤の調達が終わるまで何事もなく過ごせるといいですね。
一緒に船に?
カンナとラファエルは無事に薬剤が売っている店へ到着し、必要なものを注文することに。
容易には少し時間がかかるということで2人は周辺を散歩することになり、たまたま池の舟を見つけたカンナは一緒に乗らないかとラファエルに提案していました。
カンナには一度ちゃんと謝りたいという気持ちがあって、舟ならゆっくり話せると思ったみたいです。
逆にまた嫉妬作戦のためにアプローチしてきているなんて思われないか心配ですけどね…。続きが気になるところです。
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