ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
薬剤の知識を証明
不適切な治療により皇女アメリアを殺したという疑惑がかけられたカンナ。
公開裁判の場には薬剤の専門家だという男が参考人として現れて証言。カンナに比べたら知識が中途半端なようですが、皇女に処方した薬が適切でなかったと得意げに話す姿は腹が立ちますね。
間違った説明に対してカンナが指摘すると、私は専門家だぞと声を荒らげていました。裁判を傍聴している人たちからすると当然その男の話を信じてしまうのでしょう。
ただその場で薬剤に関する分厚い資料を確認すると、カンナの話が正しかったことが証明されてしまうという。
まさかの事態に会場の人たちはざわついていました。誰もカンナのほうが正しいだなんて思っていなかったでしょうからね。
取り乱している専門家の男の様子は滑稽です。
判決は
専門家よりも正しい薬剤の知識を持っていることを披露したカンナですが、その程度で状況が覆ることはなく。
皇女が亡くなったのはカンナの処方した薬が悪かったのだという結論になり、死刑判決が下ることに。
う~ん、初めから答えの出ていた裁判ということですね。そもそもそれを目的として皇帝の意向で開かれた公開裁判だったわけですから。
無実を証明するにはカンナの薬が皇女の死と無関係であることを示さなければならなかったのでしょうが、無関係である証明なんて不可能ですよね…。それに牢屋に閉じ込められて裁判に向けた準備なども全くできなかったでしょうし。
死刑判決まで下されてかなり絶望的な状況と思われますが、それでもカンナの表情は全く心が折れていないよう。
これからどうするかプランでもあるのでしょうか?彼女の考えが気になるところです。
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