ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
まさかの殺人犯に
第1皇女アメリアは突然血を吐いて倒れ、そのまま目を覚ますことなく死んだらしく、彼女の治療をしていたカンナが犯人として疑われることに。
前回のラストシーンから急に展開が動きましたが、まさかこんな事態になるとは…。
皇族が食べる食事は必ず毒検査が完了してから出されるということで、そうなるとアメリアに毒を与えることができるのは薬を提供していたカンナしかあり得ないという話みたいです。
カンナは牢屋へ入れられ、彼女のもとへやって来た皇后に罵られて何度も殴られることに。お前に娘の治療を頼むべきではなかったと。
決定的な証拠があるわけでもないのにカンナが犯人だと決めつけていて、皇后には腹が立ちますね。以前からも感じていましたが皇后の人間性はかなり腐っていると思います。
心は折れず?
まさかの濡れ衣を着せられることになったカンナですが、これがかなりマズい状況であるのは認識したうえで、決して心は折れていないよう。
皇后に何度も殴られている間も表情を全く変えることなく、自分のせいではないと否定し続けて終始毅然とした態度で振る舞っていました。
こんな状況でも下を向かずに強い気持ちを保てるカンナはさすがですね。
そして彼女はまず本当にアメリアが死んだのか確認する必要があると思ったよう。医者の診断では心臓が止まっているということでしたが、この展開だと実は生きていたという可能性が高そうですね。
あと前回クレセントから貰った青い小瓶の解毒剤はどうなったのですかね?カンナが隠し持っているのでしょうか。もしアメリアが生きていればそれが役立つ展開になるかもしれません。
アメリアにはこの逆境をはねのけて欲しいものです。
皇帝にとっては好都合?
今回の騒動は皇帝ルーク・イザベルクにとっては好都合だったよう。
というのも彼は権力と名声を持っているバレンティーノ公爵家とアディス公爵家の二大家門の存在を目の敵にしているらしく。
西大陸を守るうえでは両家が必要であるため決して破滅させることはできないものの、その両家の上に立つのが皇家だというのをはっきりさせたいと思っているみたいです。
う~ん、皇帝の登場はおそらく今回が初めてかと思いますが、ちょっと厄介そうな人物ですね…。
そしてアディス公爵家の長女でありバレンティーノ公爵夫人であるカンナが皇女を殺したというのは、両家の名誉を落として逆に皇家の威厳を高める絶好の機会だと皇帝は考えているよう。
娘の死を悲しむこともなくそんな権力や名誉のことで頭がいっぱいとは、皇帝もかなりクズそうな雰囲気が感じられます。
公開裁判
それから翌日カンナの罪を問う公開裁判が開かれることに。
翌日なんて早すぎますね…。バレンティーノ公爵やアディス公爵はちょうど魔物討伐に出ているため、彼らが不在のうちに全て片付けようという皇帝の意向だとか。
しかも公開裁判にしたのも皇帝の発案という。カンナへの死刑宣告を多くの人の前で大々的にやることで、両家の名誉をより深く傷つけようというわけですね。
案の定傍聴に集まった人たちはカンナのことを激しく罵っているようでした。
また傍聴する人たちの中にはフードを被った男がいて、おそらくカレンでしょうかね?彼はどういうつもりでここに来たのか。
この後どんな展開になっていくのか、カンナに何か打開策はあるのか、続きが気になるところです。
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