ピッコマで公開されている「旦那が美貌を隠す訳」のネタバレと感想になります。
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「旦那が美貌を隠す訳」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
7年の月日
エルデンの差し出した偉大なる秘密の書を受け取ったレティーシャは、これまでの月日のことを思い、エルデンにお礼を言う。
「私も必ずお力になれるよう頑張ります」続くレティーシャのまっすぐな言葉と視線。
エルデンはそんなレティーシャに、7年前の婚約式を思い出す。
レティーシャにかかっていた薄いヴェールに指をかけ、ゆっくりと持ち上げるエルデン。
毎日のように求め続けた、レティーシャの目を遮るものはもう何もない。
緊急事態
「領主様!奥様!」突如叩かれた部屋のドアに驚く、エルデンとレティーシャ。
両者の間を流れていた甘い雰囲気に気付き、お互いそっぽを向いて気まずくなる。
朝早くの騒ぎに断りを入れつつ、兵士の一人が「アイツがまた…」と急ぎ伝達をした。
それを聞いたエルデンは「また?」と答え、レティーシャは「アイツ?」と心の中で呟いた。
外に出ると、檻に入れられたドラゴンが、更に縄をかけられて暴れていた。
暗黒界で母親を失いハンターから追われていたところを助け出したという幼いドラゴンは、エサを十分食べたものの暴れだしたと言う。
ドラゴンが威嚇するその様子を見て、レティーシャは前世で飼っていた猫のことを思い出す。
猫もドラゴンも同じ
「…窮屈なんだと思います」レティーシャはそう指摘する。
ここに来るまではエルデンと一緒に自由に飛び回っていたドラゴンが、急に小さな檻に入れられたことで怒っているんだ、と告げるレティーシャ。
エルデンが止めるのも構わず、檻の中へと進んだレティーシャは、ドラゴンに対して優しく声をかける。
ドラゴンは威嚇をするようにしっぽを地面に叩きつけた。
そんなドラゴンに対し、レティーシャは猫じゃらしを取り出し見せつけた。
途端に目を輝かせるドラゴン。
その様子に、檻を外すよう指示をするレティーシャ。
はたしてドラゴンは、暴れることもなくレティーシャの猫じゃらしに夢中だった。
レティーシャがドラゴンを手懐けていくのを見て、目を輝かせるエルデン。
「ドラゴンは賢い生き物です」と説明するレティーシャ。
「どうしてそれを…?」と呟いたエルデンに「本での知識です」とレティーシャが答えると、エルデンはまた瞳を輝かせた。
一難去ってまた一難
バルロッサに向かうストーンゴーレムの伝書鳩が運んでいたのは、バルロッサの怒りを伝えるものだった。
ハルステッドに攻め込んでくるのも時間の問題、とエルデンは手紙を握りつぶす。
傭兵を集めたバルロッサが攻め入ってくるまでに残された時間は、おそらく一週間。
レティーシャはその事実を呟くと考え込み、「今度は私がエルデンにプレゼントをする番ですね」と言った。
続いて「バルロッサ城をプレゼントします」とレティーシャは宣言する。
驚く周囲に向かって、レティーシャはドラゴンを撫でながら言った。
「上手くいけば、エルデンは空を飛べるかもしれません」
【21話】感想
エルデンとレティーシャの再会もつかの間、次の戦いが迫ってきてしまいましたね。
しかし、今回はエルデンとレティーシャ、それに兵もドラゴンもそろって、なんだか頼もしい限りです。
互いに支え合い助け合う2人の関係は、見ていてとても楽しいです。
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