ピッコマで公開されている「シンデレラを大切に育てました」の感想と考察になります。
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【94話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
謝罪に
バンス家にやって来たローワン侯爵夫人とマーシャ。
ローワン侯爵夫人はプレストンの母親であるグリゴリー伯爵夫人の妹で、彼女の代わりに謝罪に来たのです。
プレストンは日頃から暴力を繰り返し、両親の手を焼いていたよう。グリゴリー伯爵夫人は彼を更生させようとしていましたが、グレゴリー伯爵は事故をお金で揉み消しただけ。
そして、今回のことでグレゴリー伯爵夫人はプレストンを連れて首都から離れることにしたとローワン侯爵夫人から聞かされます。
それでは根本的な解決にならないと考えつつも、みんなが良くなることを願ってると答えるミルドレッド。
また、グレゴリー伯爵と一緒にパトリシアとマーシャが首都に残ることについては、彼女らに罪はないと理解を見せるのでした。
そもそも当事者であるプレストンの謝罪がなかったのが疑問です。
ケイシー・ダグラス卿に殴られて怪我をしてるから直接謝罪には来れないかもしれないですが、本当に反省してるのでしょうか…。
謝罪に来るならローワン侯爵夫人ではなくグリゴリー伯爵夫妻が来るべきなのではないかと思います。
プレストンが首都から離れたら首都は平穏になりますが、その代わり行った先でまた揉め事を起こしそうですね…。
ミルドレッドの考える通り、ただ厄介払いしただけで解決にはならなそうです。
リリーの望みとは
ローワン侯爵夫人らが帰り、リリーの思い通りにことが進んだのだと思うミルドレッド。ダグラス・ケイシーがプレストンを半殺しにしてなかったら、自分の手で処理できたのにと残念に思います。
部屋に戻ると、これがリリーの望むことなのかと尋ねるミルドレッド。
そうだと答えるリリーに、罪のなかったパトリシアまで結婚が延期になり、母親と離れられないことになったこともかと再度尋ねます。
さらにプレストンに殴られた場所が悪ければ、目や耳を怪我した可能性もあったのだと告げるのでした。
パトリシアはマーシャがドレスを汚してしまった時に一緒にいた少女です。
プレストンと兄弟で結婚を控えていたパトリシアは今回のことで結婚が延期になってしまったようです。
リリーはマーシャとパトリシアの両方の友人ですが、マーシャを助けたいという気持ちばかりで、周りへの影響まで考えられていなかったとミルドレッドは諭しているのだと思います。
また怪我だって頬の怪我で済みましたが、場所が悪ければ失明や耳が聞こえなくなることもあったのだと。
リリーの気持ちもわかりますが、もちろんミルドレッドの言ってることもわかります。
せっかく体を張ってマーシャを助けようとしたのに、自分のせいで色んなところに影響が出てしまってなんだか気の毒に思いました。
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