ピッコマで公開されている「シンデレラにお別れを」の感想と考察になります。
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「シンデレラにお別れを」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カメリアの子供時代
シエラの頭に浮かんできたカメリアの子供時代と思われる記憶。
そこではカメリアが母親らしき人物から怒鳴られており、今日のノルマだと言って怪しい薬が入った籠を渡されるという。どうやらそれは呪術で作られた薬で、望むものを幻覚で見せて現実を忘れさせてくれるものなのだとか。
効果を聞くかぎり間違いなく違法な薬物でしょうね…。カメリア自身もあまり乗り気ではない様子ですが、生活のために売り回っているのでしょう。
そういうわけでその怪しい薬を売りに外へ出たカメリアですが、路地裏で常連客と思われる素行の悪そうな男に絡まれる事態に。ツケ払いにしてくれと言って強引に籠ごと奪われそうになるという。
このまま帰ったら怒られるだろうからと、カメリアはやむを得ず呪術を使って男を眠らせることに。
もっと呪術で相手に危害を加えることもできるでしょうが、彼女はあくまでも自分の身を守るためにしか使っていないみたいです。
今のところ子供時代のカメリアは全然悪い人ではなさそうで、むしろ辛い境遇を生きていて可哀そうに感じてしまいますね。
そこへシエラが
カメリアが呪術により男を眠らせた直後、彼女に声をかけてくる少女が。それは子供時代のシエラでした。
このタイミングで子供時代の自分が登場したことに、記憶を覗いている今のシエラも驚いているよう。子供のときにカメリアと関わった記憶も彼女には無かったでしょうからね。
どうやらシエラは道に迷ってこんな路地裏まで来てしまったみたいです。
呪術を使うところを目撃されてしまったことにカメリアは焦っているものの、あなたは特別な人なのねとシエラは怖がる様子もなく。
普通の人なら呪術を恐れるところ、シエラの感覚は少し違うのかもしれませんね。これにはカメリアもちょっと嬉しそうにしていました。
その後カメリアは道の分からないシエラを親切に広場まで連れて行ってくれて、別れ際に念のため今の出来事をシエラの記憶から封印することに。
シエラ自体は呪術師であることに敵意を向けてくるようなことはなかったものの、やはり呪術師であることを誰かに知られているのは危険だと考えたのでしょう。
カメリアの呪術によってシエラはその時の記憶を失い、そして一度呪術にかかったことで成長するにつれてそれ以降の子供時代の記憶もむしばまれていったとか。ということは路地裏でのカメリアとの偶然の出会いが全ての始まりだったと言えそうですね…。
カシオスも登場
またカメリアの記憶にはカシオスも登場。引き続き街中で薬を売っている彼女に、お前は呪術師かと突然話しかけてくるという。
さっきのシエラの記憶を消すところを目撃していたのですかね…?
今のところカメリアは悪い人ではないようですが、カシオスとの出会いによって彼女が悪の道に進んでしまうのかもしれませんね…。続きが気になるところです。
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