ピッコマで公開されている「シンデレラにお別れを」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第43話 | 第44話 | 第45話 |
「シンデレラにお別れを」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
再び結婚するつもりは?
その日の裁判が無事に終わり、2人きりで少し話をしているオテスタンドとシエラ。
そこでシエラは明日神殿に行ってエシオットとの婚約解消の手続きを進めるつもりだと発言。
するとなぜかオテスタンドは深刻そうな表情のよう。そして今回破婚したら二度と結婚する気はないのかと意味深に聞いてくるという。
予想もしていなかった質問にシエラも困惑しているようで。まあ破婚後のことなんて今は考えてもいないでしょうしね。
ただそこには複雑な事情があるらしく。オテスタンド曰くシエラと第二皇子カシオスは胎中婚約をしていた関係なのだと。それは皇帝と先代ルロワ伯爵の間で交わされた約束で証書も残っているとか。
ただ当事者の意思で他の人と結婚することも可能だという約束だったらしく、それでシエラのエシオットとの婚約は認められたみたいです。
それは逆に言うと結婚を望む相手がおらず3年間独身の状態が続くと、カシオスとの婚約がまた有効になるとか。
その事実を本人であるシエラが今の今まで知らなかったのはおかしいですよね…。勝手な約束をした父は本当に許し難いです。
シエラも父に怒りを感じているようですが、オテスタンドの話によると母のほうは婚約を破棄させるために尽力したとも。結局婚約破棄はできなかったものの、自分のために戦ってくれた母にシエラは感謝の気持ちを感じたみたいです。
父がクズだった一方で母が優しかったのはせめてもの救いですね。
婚約破棄の方法は?
カシオスとの婚約を破棄するにはどうすればいいのかと気にしているシエラ。
それは皇帝と先代ルロワ伯爵の間で交わされた約束だったわけですが、先代ルロワ伯爵が死亡してしまったせいで、破棄するのは事実上不可能だろうとオテスタンドは考えているよう。
それもおかしな話ですけどね…。
ただシエラが結婚を望む相手がいるなら無効化されるということでしたから、その相手を見つけてくるのが一番スマートなのではと。
そうなるともうオテスタンドしか考えられないですよね。シエラとオテスタンドが結ばれる展開を今から期待してしまいます。
これからの計画
シエラはこれまで色々と助けてくれたオテスタンドに感謝していて、イゾルデ皇女の死にまつわる真実を明らかにするのを手伝いたいのだと。
これにはオテスタンドも嬉しそうなようで。カメリアの呪術で妹が殺されたと第41話で怒りをにじませている様子でしたし、彼も真相を突き止めることを強く望んでいるのでしょう。
またオテスタンドの計画は第二皇子カシオスの廃位なのだとか。いずれにせよ後継者争いで衝突しますし、カメリアに命令して操っているのが彼ですからね。
オテスタンドとシエラが協力し合ってカシオスとカメリアに立ち向かって欲しいです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第43話 | 第44話 | 第45話 |