ピッコマで公開されている「シンデレラにお別れを」の感想と考察になります。
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「シンデレラにお別れを」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
意を決して
外は豪雨で薄暗い部屋の中、シエラはカイルと地獄のような時間を過ごしており、それから彼が近くに寄ってくることに。
彼女はこれがニイナを助けるための最善策かどうか躊躇いがあったものの、意を決して隠し持っていた短剣でカイルを切りつけました。
これにはカイルも驚いた様子。彼の首からは血がだらだらと流れているものの、致命傷とまではいかないよう。
そして彼は出血のある首を押さえながらも不気味にニヤッと笑っていました。
いや~反撃が怖いですね…。できれば一発で仕留めて欲しかったところ。怪我は負ったもののカイルは問題なく動けるみたいなので。
ただもうシエラは引き下がれないところまで来てしまったので、どうにかやり切るしかないですね。
生きる希望が希薄?
その頃近所に住むオテスタンドは水かさが増してきた湖をボーっと眺めていました。
このままでは浸水するから逃げましょうと部下のトリスタンに促されても、オテスタンドは一向に避難する気配はなく。というのもどうやら彼は生きる希望が希薄なのだとか。
この間シエラに会ったときはわりとポジティブな人に見えたので、そんな人生を諦めているタイプだとは全然思えませんでしたけどね…。
また過去にも似たような状況があったよう。かつて皇太子即位式の日にオテスタンドの宮殿には何者かによって火が放たれ、カシオスの計略で片足が動かせなくなった彼は自力で逃げることができず諦めていたとか。
その時からすでに皇位継承争いに疲れていて生きようという意志が弱かったみたいです。
そしてその時オテスタンドを抱えて運び出したのが部下のトリスタンであり、彼はどうにか自分の仕える主君に生きる希望を持って欲しいと思っているようで。
どうにかオテスタンドには少しでも人生に希望を持って欲しいですね。
ピンチに駆け付けたのは
怪我を負いながらも十分動けるカイルは剣を握り、シエラに襲い掛かってきました。
どうやら解毒剤は元々シエラに使う予定だったらしく、毒で動けなくして連れ去った後に解毒するつもりなのだとか。
つまり殺すつもりで切りかかってきたわけではないのでしょうが、彼に拉致されたら死よりも辛い地獄が待っていそうですね…。
しかし次の瞬間シエラが目を覚ますとそこはベッドの上。そして近くにはオテスタンドの姿が。
どうやらシエラが絶体絶命のピンチを迎えていたとき、彼女の悲鳴をトリスタンが聞いたらしく。それで彼らが助けに駆けつけてくれたのでしょう。
オテスタンドは足が不自由なのでたぶんカイルを倒したか追い払ってくれたのはトリスタンになるのですかね?そこら辺は描かれていないので分かりませんが。
またトリスタンはこれがオテスタンドの生きようという意志を燃え上がらせるのではと期待しているようで。
彼の思惑通りシエラを守るというのがオテスタンドの生きる理由になるのか。今後の展開に注目ですね。
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