ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第121話 | 第122話 | 第123話 |
「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【122話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皆の力でここまで
エルラムによってシルビアが危機的状況の中、次元を破ってそこに助けに現れたテーヴ。
以前第113話でエルラムが儀式の会場からシルビアを連れ去ったわけですが、その会場のほうでは黒魔法と狂信徒の黒幕がエルラムであると皇后が白状したみたいですね。
そのことを受けてダニエルが魔塔にある次元のドアを開けてくれたとか。おそらくドアを開けるのは簡単ではないようで、エイリン、キアン、ステラら魔法を使える者たちがシルビアを助けたいという思いで頑張ってくれたみたいです。
そしてシルビアを見つけ出せるのは騎士の誓いによって彼女の居場所が分かるテーヴのみだったらしく。騎士の誓いについては以前第101話で描かれていました。
つまりシルビアを愛する皆の思いを背負ってテーヴが代表してここまで来てくれたわけですね。
あとその過程でテーヴはソードマスターに覚醒したらしく、ダメージを負ったシルビアのことを治してくれるという。ますます頼もしい存在になってくれましたね。
愛する心とは
テーヴが命懸けで助けに来てくれたことにシルビアは感動しており、見つめ合う2人の表情からはお互いが大切な存在であるということが伝わってきます。
ただそんな状況がエルラムは面白くないようで、テーヴに掴みかかって首を絞めあげるという。
あれほど必死に掴もうとしたシルビアの心を、テーヴはすでに掴んでいるわけですからね。執着心の強いエルラムが嫉妬に狂うのは当然でしょう。
自分はシルビアのために世界を作り直したり時空間をひっくり返したりしたんだと言い出すエルラム。それだけ多大な力を使うほどシルビアを愛していると主張したいみたいです。
それに対してテーヴは、たとえ自分がシルビアにとって何でもない存在あっても彼女に幸せでいて欲しいだけだと反論。それが愛する心だと。
まさにテーヴの言う通りですね。エルラムの言っていることはシルビアのためではなく彼自身の欲望のためにやってきたことでしょう。
自分のことはどうでもいいからとにかくシルビアに幸せでいて欲しいと願うテーヴは本当に優しいです。
ピンチに駆け付けたのは
テーヴの首を絞めあげるエルラム。しかも彼はソードマスターとなったテーヴの力を吸収し始めることに。
それによって壊れかけている肉体を再生して再び聖杯の力を何回か使えるようになるとか。逆に厄介なことになってしまいますね…。
そんな危機的状況にシルビアはシルピードを召喚。
通常は次元を超えて呼び出すことはできないはずのようですが、おそらくテーヴがここに来た次元の亀裂がまだ開いていたからですかね?そこら辺はよく分からず。
無事に召喚されたシルピードは早速エルラムのことを殴りつけていました。
ここから精霊王と大魔法使いの戦いが始まることになるのでしょうか?この後どうなるのか楽しみですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第121話 | 第122話 | 第123話 |