ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」の感想と考察になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
曖昧な答え
前回のラストで私のことが欲しいかとシャーリーズに問われたディランですが、彼の回答はふわっとした感じでしたね。
何と言うか無難にやり過ごしたというか…。ただ当然心の中では彼女のことをすごく欲している様子が描かれていました。
あまり正直な気持ちをぶつけるのが怖かったのですかね?
このもどかしい関係は今後も続いていきそうです。
何も知らない家族
シャーリーズについて調べると決めてから、カフーはローナン家を訪ねました。
彼女について何か知っていることを聞き出そうとしたわけですね。
ただアカンやダンテたちはシャーリーズについて何も知らず…。彼女の好きなものや嫌いなものなどを聞いても何も答えられませんでした。
いかに昔からシャーリーズのことを蔑ろにしてきたかが良くわかります。彼女と話をすることすらなかったのでしょう。
あらためて本当に酷い家族ですね…。
恐ろしいほど何も知らないローナン家の者たちに対し、なんだかカフーもちょっと呆れたような感じでした。
ただカフーも諦める様子はなく。
彼はシャーリーズの謎について調べることに強い意志を持っているようですね。
魔塔とアルペリア
暗黒街の近くに魔塔の魔法使いたちが現れたとのことで、シャーリーズとカフーが一緒に向かうことに。
どうやら魔法使いたちはアルペリアを探しているらしく。
アルペリアとは以前第47話で登場したペインが所属している秘密団体です。シャーリーズを必要としていて、かつキーラ計画を追跡している人たちですね。
これまで出てきた話から考えると、アルペリアはどちらかと言うとシャーリーズの味方であり、魔塔は敵ということになるでしょう。
利害関係が一致するのであれば、シャーリーズがアルペリアと手を組んで、キーラ計画を進めている魔塔を潰してしまってもいいのではと思いますが。
ただ第47話の時に手を組まないかとペインから提案され、シャーリーズはそれを拒否していました。
う~ん、それぞれの思惑を持た組織が登場してきていますが、これからどうなりますかね。注目したいところです。
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