ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
シャーリーズからのプレゼント
皇太子の冊封式の場。ディランは優しくシャーリーズの頬に優しく触れた。
そんな彼を見て、関係が進展したのかな?と思うシャーリーズ。
どうやら彼は頬についていた衣服の繊維に気づき、優しくとってくれたようであり、シャーリーズは少し戸惑った表情ながらお礼を言うのだった。
それから式典が終わり、2人だけでお茶を飲むことに。
今日はディランの成人式ということもあり、シャーリーズは彼にプレゼントがあるという。
それは”願い事を聞く”というプレゼント。この場で言ってくれれば何でも願いを聞いてあげると彼女は言う。
そんなことは慎重に言うべきですよとディランは警告するが、何でも大丈夫ですと彼女は答えた。
すると、ディランは免罪符が欲しいと言う。少し無礼を働いてしまう可能性があるがその時に許してもらいたいのだと。
その無礼の内容が何なのかシャーリーズは気になったが、それを聞くことなく彼女は受け入れるのだった。
1つだけではなく
ディランの願い事を受け入れたシャーリーズ。
それから彼女は、2つ目は?と聞き、ディランは少し驚いた表情を見せる。どうやら聞いてくれる願い事は1つだけではないようだ。
ディランは少し考え、2つ目の願いは彼の率いる騎士団に名前を付けて欲しいのだと。
彼が率いる今マスタークラスの域に達している騎士たちは、いずれもシャーリーズが集めてきた者たちだ。
彼女が知っている後に才能を発揮する者たちであり、皆売り飛ばされた剣闘士家門の少年や道端にいた物乞いだ。彼らが最も苦しんでいるときに助け、忠誠心を得たのである。
そんな騎士団の名前を付けて欲しいというのがディランの願いなのだと。
彼女は直感的に、アテナクと名付けた。
そのときシャーリーズは知る由もなかった。お茶を飲みながら名付けたその名前が、帝国を超えて大陸まで轟く名前になることを。
そしてシャーリーズは最後にもう1つ願い事を聞いてくれると言う。
するとディランは少しもじもじとして照れながら、師匠の歌を聞きたいですと。
当然彼女はその願いにも応えてあげる。
シャーリーズが歌を歌い、それに合わせてディランも嬉しそうに歌う。
彼の歌声を聞いて、歌も上手のねとシャーリーズは思うのだった。
除籍申請
ローナン家には、シャーリーズから正式に除籍申請書が届いていた。それは皇室の印まで押されており、もはや拒否することは出来ない状態である。
しかしローナン大公は、除籍はありえないことだと口にする。
式典の時にも直接シャーリーズから言われていたが、その言葉は衝動的なものだと甘く見ていたようだ。いつも私たちから愛されようと努力していたのに…とも思っていた。
すると次男のダンテは父と兄の顔色を伺いながらも、思っていることを正直に言い始めた。
我々がシャーリーズに冷たくしすぎたのも事実ではないでしょうか…と。彼は自分たちにも問題があったことを認めているようだ。
そして彼女の傷ついた心を癒すしか方法が無いのではとも。もはやシャーリーズは彼らが強制できるような立場ではないのである。
すると長男のアカンは、自分が今日シャーリーズを訪ねて説得してくると言い出し、早速彼は皇居へ向かった。
ダンテは兄がシャーリーズに強制しようとして逆効果になることを心配したが、もう妹が除籍しないことを願うしかないと思うのだった。
ダンテが幼かったころ
シャーリーズが生れる前、まだダンテが幼かったある日。
彼は母レイチェルと一緒にテラスで過ごしていた。
家門に公子はもう多いから可愛い妹が欲しいと言うダンテ。妹がいる友達が羨ましいのだと。
そして、妹が出来たら必ずこの手で守ります!と彼は母に約束していた。
母は、頼もしいわね!とダンテの頭を優しく撫でるのだった。
その時のことを今思い出したダンテは、シャーリーズのもとへ向かった兄を追いかけるべきだと思うのだった。
自らの境地へ
ディランが皇太子となり、シャーリーズにも新しい部屋が用意された。
その部屋に初めて入ったシャーリーズは、煌びやかで贅沢な内装に驚いている。全てはディランが命じたものだ。
室内で軽く運動が出来るほどだが、ふとマナの修練をしなくなって久しいと彼女は思い、早速やってみることに。
シャーリーズが蘇った直後は赤かったマナサークルだが、今ではかなり透明になっている。
マナサークルは透明なほど純度の高いもの。
ついに彼女は自らの境地に達するのだった。
【26話】感想
シャーリーズがディランに贈ったプレゼントは願い事を聞いてあげるというものでした。それも3つ。
1つ目の願い事の意図が気になります。無礼なことを許してもらうための免罪符とは。一体ディランは何を考えているのですかね。シャーリーズも予期しない何かを企んでいそうな気もします。
またローナン家に正式に届いた除籍申請書。彼らはかなり戸惑っているようですね。そしてどうしてもシャーリーズを除籍させたくない意向とのこと。
果たしてシャーリーズとローナン家の関係はどうなるのか、今後の展開が気になるところです。
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