ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【18話】ネタバレ
妖精たちの恩返し
妖精の力で美少年に姿を変えたシャーリーズ。
指は太くなり声も低くなっている。これで正体がバレることはないだろう。
元の姿に戻りたいときはロウソクの火を吹き消せばよいのだと妖精は言う。
シャーリーズは手助けしてくれた妖精たちに感謝するのだった。
そして剣術大会は明日から始まる。
初日は予選で、2日目からトーナメントが始まる。
10年ぶりの大会であり参加者は多いが、シャーリーズには自信があるのだった。
剣術大会の予選
剣術大会初日、シャーリーズは会場を訪れた。
蘇る前の人生では参加しなかったこの大会。なぜならば父が娘の成果より息子の成果を喜ぶ人間だったからだ。
兄を目立たせるため、彼女は大会に出場しなかったのである。
そしていよいよ予選が始まる。その内容は幻想ダンジョン。
その名の通り幻想を見せる迷路であり、実態ではない幻の魔物たちが行く手を阻むダンジョンだ。
ためらいなく魔物を切り伏せていくことで歩を進めることができるという。
数万人が参加しているこの予選だが、このダンジョンを抜け出した先着千人が予選を突破できるのである。
シャーリーズはこの幻想ダンジョンをあっさりとクリア。85番目の本選進出者となった。
彼女としてはだいぶゆっくり進んできたが、それでもまだ2桁順位だったのである。
また本選出場が決まり、係の者に名前を聞かれたシャーリーズが答えた名前は「リズ」。
リズという偽名を使って男の姿でこの大会に参加しているのであった。
ダンテへの報告
剣術大会前日のローナン家での出来事。
シャーリーズから返事の手紙が届かないことを次男ダンテは不審に思っていた。
間違いなく手紙は受け取っていると伝令が来ている。
すると新たに使用人から届いた報告。
それはシャーリーズが手紙を受け取ったにも関わらず返事を書かなかったのだと。
その報告に、何だと?とダンテは戸惑いの表情を浮かべるのだった。
【18話】感想
妖精の手助けもあり、シャーリーズは無事に正体を隠した状態で剣術大会に参加することが出来ました。予選も余裕で突破し順調な様子ですね。
一方ダンテは、シャーリーズが手紙を返してこないことに戸惑っているようです。
未だにシャーリーズが家族からの関心を求めていると思っているのですね。今の彼女は家族のことなど無関心です。
ただの手紙を愛情と勘違いされてまとわりつかれたら困るなどと言っていただけに、いい気味です。そんな傲慢な考えは捨てて欲しいものですね。
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