ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第10話 | 第11話 | 第12話 |
「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
ダンテの心情
シャーリーズに手紙を出したローナン公爵家の次男ダンテはこう思っていた。
初めて家族から関心を受けたんだから彼女はどれほど喜ぶだろう。たかが手紙を愛情と勘違いされてまとまわりつかれたら困るんだが。
そう思いながら剣術の訓練をしようとするダンテ。
どうやら剣術大会がもうすぐ行われるらしい。
シャーリーズのことなど気にせず剣術の練習をしなければと彼は思うのだった。
どこまで踏み込むか
授業の無い日、シャーリーズとディランは一緒に食事をとっていた。
今日のディランの目は輝いている。母の第7后妃に会いに行く予定だからだ。
ディランはそのことをシャーリーズに報告し、授業の無い日は皇子の自由ですよと彼女も笑顔で応えた。
未だに2人は混ざり合うことのない水と油のようなもので、シャーリーズはもう少し歩み寄ろうかどうしようか悩んでいた。どこまで踏み込んでよいものかと。
そして意を決して、后妃様にお会いする時私もお供していいでしょうか?と聞いた。
するとディランは少し戸惑ったようで、一瞬表情が固まる。
やはりだめかと思ったシャーリーズだが、意外にもディランはそれを承諾。
シャーリーズは何だか嬉しいと思うのだった。
ディラン曰く、母に興味を持ってくれた人は初めてなのだと。
そして、師匠も母に会えば好きになりますよ彼は言う。とても優しくて素敵な方ですからと。
そういう彼の表情は本当に純粋であり、母のことを話すときだけは年相応の顔を見せるのだった。
いざ第7后妃のもとへ
第7后妃に会いに行くのにどんな格好にするか、シャーリーズは侍女のメリーに助言を求めた。
するとメリーは、后妃様が好きな宝石があるんです!と言って持ってくる。サファイアのネックレスだ。
それは皇子様の瞳の色と似ているから好きなのだろうと話すメリー。
そのネックレスを身に着け、シャーリーズはディランと合流して第7后妃のところへ向かう。
到着した第7后妃のいる宮殿は大層豪華なものであり、ディランが割り当てられた予算の半分以上を母につかっているのではと思われるほどだ。
ディランにとって母の存在が特別だということを改めて実感するシャーリーズ。
そして2人は第7后妃のいる部屋を訪れる。
そこには随分と弱った様子でベッドに横になっている女性の姿があるのだった。
【11話】感想
ローナン家の次男、嫌な感じですね!手紙を受け取ってシャーリーズが喜ぶだろうとか、勘違いされてまとわりつかれたら困るとか、随分と上から目線で好きになれないです。
シャーリーズはそんな兄なんて無視して正解だと思います。自分のことを蔑ろにする家族のところに帰る必要はないでしょう。
またシャーリーズはディランと距離を縮めるために、勇気を出して彼の母と会いたいと言い、無事承諾してもらえました。
実際に会ってみるとディランの母はだいぶ体調が悪そうで弱っている様子です。
シャーリーズはどんな感じでアプローチするのですかね。皇子を手懐けるためには良い機会なのかもしれません。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第10話 | 第11話 | 第12話 |