ピッコマで公開されている「暴君を癒す魔女になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君を癒す魔女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【9話】ネタバレ
アメリから感じる匂い
アメリとルネが2人でティータイムを過ごしていたところ、セルウィンがそこに現われた。
とっさにアメリは小鳥に姿を変えたため、幸い人間の姿は見られていないようだ。
ただアメリという名前を知られてしまった。
そしてセルウィンは手を差し出し、自分の手に乗るようにと命令してくる。
彼の威圧感にやむなく手に乗ると、彼はアメリの匂いを嗅ぎ始めた。
たしかにお前の方からしたのだが…この間も今回も…。手にすると消えてしまう。
彼はそのように意味深なことを言う。アメリから何か特別な匂いを感じているのだろうか。
そのようなやり取りを終えて、セルウィンは先に屋敷に戻っていくのだった。
セルウィンが先に屋敷に戻ってしまったため、念のため鳥の姿のまま戻るアメリとルネ。
ルネは少し落ち込んでいた。セルウィンがいくらソードマスターだからと言って、気配を全く感じられなかったことに自分の実力不足を痛感したようだ。
そんなルネのことをアメリは慰めてあげるのだった。
悪夢
その日を最後に、セルウィンは体調不良を理由に自分の部屋から出なくなった。
彼が引きこもってくれているおかげで、アメリは屋敷内を自由に歩き回り、快適な日々を過ごしていた。
しかしある夜、彼女は悪夢を見ることになる。
そこはどこか森の中で激しい火に包まれており、デラハイムが崩れ落ちていた。
街の人たちがバタバタと倒れて死んでいる中、一人立ち尽くす男の姿が。それは皇帝セルウィンである。
なぜ皇帝がここに?どうして人々を殺しているの?と動揺するアメリ。
そしてセルウィンはアメリの方を振り向き、そこにいたのか…!と不気味に笑う。
そんな姿に、あれはセルウィンじゃない!!とアメリは思い、そして叫び声をあげながら目を覚ますのだった。
悪夢で目を覚ましたアメリにはルネが寄り添い、そしてデラハイム伯爵も心配して駆けつけてくれる。
2人に寄り添われてアメリも落ち着きを取り戻したが、どうしてあんな夢を見たのかしら…と不思議に思うのだった。
それは予知夢か
翌日、アメリは悪夢のことを考えており、そしてそれは予知夢なのだろうと思った。
魔女の基本的な素養として、占いを通して未来を読める占術というのがある。ただ占いを介さなくても未来が見れることがあり、それを”魔女の予知能力”と言うらしい。
思い返してみると夢に出てきた情景はデラハイムではなかった。
最初はアメリの死後に起きるデラハイムの没落の情景かと思っていたが、そうではなくきっと数日以内の近い未来を夢で見たのだろう。
そして悪夢に出てきたセルウィンを思い返し、あれが彼の体に封印された”災厄”なの?とも思った。
最近体調が悪いからと部屋にこもっているセルウィンだが、そのことも関係しているかもしれないと思ったアメリは偵察してみることに。
彼女は小鳥に姿を変え、セルウィンの部屋の窓を外から覗いてみる。
部屋の中は随分と暗くて重い空気が漂っており、そしてふと目をやるとベッドの上でうつぶせになるセルウィンの姿が。
彼は服を着ておらず、アメリは思わず驚くのだった。
【9話】感想
アメリという名前はバレてしまいましたが、それ以上何か追及されることはありませんでした。
セルウィンはデラハイム伯爵家にアメリという娘がいることを知らなかったのですかね。とりあえず何事もなくよかったです。
それからアメリは悪夢を見ることに。それは予知夢かもしれないということですが、セルウィンがかなり邪悪な顔をしていましたね…。それは彼ではなく彼の中にある災厄なのか。
もしかしたら部屋に閉じこもっているのも、一人災厄に苦しめられているからとか…?
だとしたらちょっと可哀想ですね…。真相が気になるところです。
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