ピッコマで公開されている「暴君を癒す魔女になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君を癒す魔女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
アメリの疑問
アメリは自身が感じている疑問を率直にデラハイム伯爵とルネにぶつけてみた。
以前の自分だったらこのように接することが無かったのに、変わったことを不思議だと思わなかったのかと。
そのように問いかけると、アメリの世話をしてくれていた魔女のおばあさんが以前亡くなる数日前に訪ねてきたのだという話をデラハイム伯爵は始める。
そのときに魔女のおばあさんは、アメリのことを”元に戻す”というようなことを言っていたらしい。
そして今回帰ってきたアメリを見て、”元に戻った”とデラハイム伯爵やルネは感じたよう。それによって魔女のおばあさんが話していたことが腑に落ちたようだ。
アメリが生まれつき出来の悪い子ではなかったということなのだろうか。
元に戻すためにはとても難しい魔法が必要だったらしいが、具体的に魔女のおばあさんが何をしたのかはデラハイム伯爵も知らないと言う。
まさか魔女のおばあさんが魔法で私の転生させたのかな…?とアメリはふと思うのだった。
旅に出るつもり
アメリは元々旅に出るつもりだったと2人に明かした。だからその旅ついでに他の魔女を探してみて、真相を探ってみようと言う。
魔法使いの魔法はマナ石があれば誰でも使えるが、魔女の魔法は魔女しか使えない。だから真相を探るには他の魔女に会うしかないのだ。
旅に出るというのはデラハイム領を出るということを意味するが、デラハイム伯爵がそれを必死に止めた。
どうやらせっかく娘が屋敷に帰ってきたのに、すぐに離ればなれになるのが寂しいようだ。
いずれにせよ今この屋敷から抜け出して旅に出るのは難しい。
セルウィンが探しているのは空を飛べる魔女であるため、皇室騎士団はしっかりと空も監視しているのだ。
数日前に小鳥の姿で脱出を試みた時、空も監視されていたことで捕まってしまったのである。
ほうきを使って空を飛ぶなど見つかるに決まっており、セルウィンがいなくなるまではここにいたほうが良いとアメリも考えを変えるのだった。
ルネとのティータイム
次の日アメリはルネと一緒に庭でティータイムを過ごしていた。
もしここを離れて旅に出たい一番の理由が陛下なら別にどうにかなるんじゃない?とルネは言ってくる。
どうやらアメリの考えはお見通しだったようだ。
この屋敷で皇帝が行動する場所は限られており、隠れていることはそんなに難しくはない。むしろ外へ逃げる方が危険だとルネは主張する。
20数年前に魔女狩りというのがあり、そのころ魔女は首都から遠いデラハイムにいて、そこの者たちを色々と助けてくれていた。
そのような理由でデラハイムでは魔女に対して好意的なのである。
ただ首都に近いほど魔女に反感を持つ者は多く、特に貴族からの反感は強い。
平民は神官や医師の治療を受けられないから魔女を頼るが、富も権力もある貴族たちには魔女は必要ないのだ。
そういった事情から、もしアメリが外に出るなら準備をゆっくりと進めたらいいとルネは言うのだ。
確かにルネの言う通りだと思うアメリだが、その時突然嫌な胸騒ぎがして、ゾクッ!と何かが迫って来る感じがした。
すかさず小鳥の姿に変わると、アメリ?とルネは驚く。
そのとき後ろから馬に乗ったセルウィンが現れ、その鳥はアメリという名なのか?と問いかけてくるのだった。
【8話】感想
今回色々と気になることが出てくる回でしたね。
まず魔女のおばあさんが言っていた”元に戻す”とは何のことなのか。アメリの想像したように彼女の転生に関わっていることであれば、物語においてとても重要な話かもしれません。
そして最後にセルウィンにアメリという名前がバレてしまいました。
デラハイム伯爵家の娘としてアメリという子がいることくらいは知っていそうな気がしますが。そうなったら小鳥の名前が娘と同じであることがバレて不審に思われそうですね…。
この後どうなるのかヒヤヒヤしてしまいます。
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