ピッコマで公開されている「暴君を癒す魔女になりました」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第18話 | 第19話 | 第20話 |
「暴君を癒す魔女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
朝を迎えて
アメリとセルウィンは同じベッドで眠りにつき、朝を迎えた。
セルウィンは先に起きて部屋を出て行き、アメリは二度寝をしようとするが眠りにつくことができない。
というのもベッドの横でエナードと侍女たちがずっとこちらを見ているのだ。
ずっと監視されている感じがして、アメリはやむなく起きることに。
アメリのために用意された朝食は最上級の料理ばかり。セルウィンの好意によるものだ。
そんな朝食を食べていると、侍女たちの会話でマンバス伯爵という名前が聞こえてくる。
マンバス伯爵という名前に思わずピクッと反応するアメリ。それは小説に出てきた名前だ。
彼は皇后の座を狙うレニアの父親。レニアはエナードとシャルロットを使ってアメリを蹴落とし、皇后になるものの反乱が迫る中でなくなってしまう。
レニアの父マンバス伯爵はセルウィンを見限り、娘を見殺しにして反乱軍につくのだ。
アメリは朝食を食べながら、そんな小説の内容を思い出しているのだった。
気が休まらない
翌日、アメリの元にはセルウィンから山ほど贈り物が届いた。
その次の日も、また次の日も、宝石や高級食品などが続々と贈られてくる。
それがセルウィンによる愛情表現なのだろうか。
全く気が休まらずにベッドに横になっていると、その時もアメリの傍には侍女のミレナが立っている。
ちょっとくらいは一人にさせてよ…と思っていると、ミレナはまさかの言葉をかけてくれる。
アメリ様、お一人になりたいですか?と。
はい!と食い気味に返事をするアメリだが、どうやら侍女たちが彼女を一人にしてくれない事情があるようだ。
ミレナによると、アメリから目を離さないようにと皇帝セルウィンから指示が出ているのだと。
だから四六時中誰かしらに監視されているのである。
そんなことを教えてくれたミレナに対し、どうしてこんな話をしてくれるんだろう…?とアメリは疑問に思うのだった。
侍女のミレナ
ミレナのフルネームは、ミレナ・ベルファル。騎士ロエンの妹だと言う。
そのことを初めて知ったアメリは驚いた。
魔女嫌いのロエンは当然アメリのことも嫌っていたが、その妹であるミレナは親切にも色々教えてくれたのだ。
さらにミレナは、愚かな兄が申し訳ありません!と、ロエンの無礼を謝罪してくる。どうやらエダンから城に来る途中のことを聞いたようだ。
ミレナは魔女狩りの争いに巻き込まれて両親を失った。それは多くの命を奪った争いであり、行き場のない憎しみを魔女に向けている人が多いらしい。
ロエンのその一人だと言うが、妹であるミレナの憎しみは魔女には向かなかった。
だからアメリのことを魔女だと知っても親切に接してくれるのだ。
何なら馬から落ちそうになった兄を助けてくれた恩を返したいと言ってくれるではないか。
そんな気にしないでください…とアメリが遠慮するも、ミレナからしたらアメリは危なっかしくて見ていられないのだとか。
ミレナからしたらアメリは人が良すぎるため、これでは城内を上手く立ち回れないと心配してくれているのだ。
今こそアメリ様のために立ち上がる時!!と思い、ミレナは密かにメラメラと闘志を燃やしているのだった。
【19話】感想
城下では魔女を嫌うものばかりですが、ミレナはアメリにとって心強い味方になってくれそうです。
魔女のことも恨んでいないし、何なら兄を助けてくれた恩を返したいのだとか。いい子過ぎますね!
一方で侍女長エナードやシャルロットはアメリのことを虐めようとしているはずなので、ミレナも一緒に虐められるのではないかとも心配になってしまいますが。
アメリとミレナには陰湿な奴らに負けないで欲しいです!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第18話 | 第19話 | 第20話 |