ピッコマで公開されている「暴君を癒す魔女になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君を癒す魔女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
城へ到着
セルウィンとアメリたちは城へ到着した。
アメリを出迎えてくれたのは早速侍女長のエナード婦人、そして侍女のシャルロットとミレナ。
挨拶を交わしてすぐアメリはハッとする。
エナードといえば小説の中でアメリを虐め続け、それを知ったルネに断罪される人物だ。シャルロットも同罪である。
これから自分を虐めてくるであろう人たちを目の前にしたアメリだが、同じ道は辿らないかもしれないし…と思い、とりあえず前向きに考えるようにした。
そしてアメリはエナードに城内へ案内されるのだった。
皇帝の帰還
貴族たちが待っている中、長期間不在だったセルウィンが帰還した。
帝国政界は4つの派閥で均衡が保たれている。
反皇帝派、正体を見せず暗躍する一派、皇帝派の若手官僚、そして皇帝に身を捧げる忠臣である。
貴族どもは皇帝の座を隙あらば狙うため、セルウィンは力を誇示し続ける必要がある。
セルウィンが長期間城を留守にしていた間、我が物顔で振る舞う貴族たちがいたわけだが、その中の一人がエルドナ伯爵だ。
彼はセルウィン不在の間に収賄横領や民衆への暴行など、悪事の限りを尽くしていた。
セルウィンはそんなエルドナ伯爵と関係者を全員投獄することに。それは貴族たちへの見せしめなのである。
城を離れていた皇帝が城下の出来事をどうやって…?と困惑する貴族たち。
そんな中で反皇帝派の一人であるルウィン侯爵が話しかけてくる。彼がセルウィンに送りつけた毒を集めたら水がめが一つ満杯になるほどだろう。
この場でルウィン侯爵を始末してしまいたいと思うセルウィン。身体の中の災厄もそそのかしてくるが、もう災厄の思い通りにはさせないと思って堪えた。
アメリさえいれば…とセルウィンは思っているのだった。
水浸しの服
一方アメリは風呂から上がったところ。城への移動中はずっと拭くだけだったため、だいぶさっぱりしたようだ。
しかし何だか侍女たちが慌ただしく、何か騒ぎが起こっている様子。
どうやらアメリのために準備していた服が、水漏れによって全て水浸しになってしまったのだとか。
ドレスルームが水漏れするなど考えづらい。誰かの仕業なのだろうか。
まだ疑うには早すぎるかもしれないけど…と考えながらも、アメリは少し不信感を覚えた。
一応アメリは自分の服を持参していたためとりあえずは大丈夫なのだが、陛下に新しいドレスを買っていただくのはいかがですか?とシャルロットが提案してくる。おねだりしたほうが良いのではと。
よくわからない助言にアメリは引っかかる。
ミレナは風呂上がりのアメリのためにすぐ毛布を持って来てくれたが、一方でエナードとシャルロットは何か悪だくみをしているような表情を浮かべているのだった。
【17話】感想
今回初めて皇城のことや帝国政界の話が出てきましたが、セルウィンの苦労していそうですね。
常に皇帝の座を狙われていて、毒を送りつけられたりしているのだとか。
アメリが彼の力になれるといいです。
一方でアメリのほうにも不穏な空気が漂っていますね。服が水浸しだなんて、明らかにエナードとシャルロットが裏で動いている気がします。
今のところ侍女でミレナだけは純粋に味方してくれそうな感じでしょうか。
陰湿ないじめに負けないで欲しいですね。
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