ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【96話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
無事に仲直り
秘書官のふりをしてロザリンの帰りを迎えたカヒル。
彼は大婚礼の日取り変更にあたって計画を見直すと言い出し、スケジュール調整の説明を始めることに。
それからロザリンもそのノリに合わせて彼をカヒル秘書官と呼び、貴族たちとの面談を手短に済ませるなどの工夫で大婚礼までのスケジュールを整合。何だかんだ間に合わせることが出来そうですね。
どうやらカヒルは相手の立場を理解できていなかったことを反省し、敢えて秘書官になったつもりでロザリンに歩み寄ろうとしたらしく。お茶目なことをしますね。笑
そんなカヒルの歩み寄ろうという姿勢をロザリンも嬉しく思ったみたいです。
また実はロザリンはこの間の怒りはとっくに収まっていたようで、彼女のほうも一人で結婚してと言ってしまったことを謝っていました。
何だかんだで無事に仲直りできて良かったです。
神殿の弱体化?
皇帝カヒルも参加する重役たちの会議の場。そこでは神殿について議題に上がり、いくつかの決定が下されていました。
神殿はこれから収入を公開して税金を納め、神の代理者ではなく帝国民の一員として議会に出席すること。そして大神官を任命する際には皇帝の同意を得なければいけないとも。
いずれも神殿の権力を弱めるような変更ですね。第94話でデリックが大神官フィリップと話をつけてきたみたいで。
この間の不正の件もありますから、神殿から権力を取り上げるくらいがちょうど良いのかもしれません。
アゼラは罪人
それから会議ではアゼラについても議題に上がっていました。
今この時からアゼラをエテウス帝国の罪人とし、大婚礼が終わるまで別宮に軟禁すると。そして帝国の全ての祭りが終わってから正式に廃位するとか。
カヒルはこれまでアゼラが働いた不正について目をつぶるつもりは無く、このタイミングで徹底的に追い詰めようとしているみたいです。
鉱山崩落事故で死者を出したり、大神官フィリップと結託して皇室を騙したり、皇子カーロンに危害を加えたりとやりたい放題でしたからね。もちろんカヒルは全ての証拠を揃えているのでしょう。
衝撃が大きかったのか会議の参加者たちもざわついているようでしたが、とりあえずアゼラを罪人とすることは正式に決まったみたいで。
このまま順調にアゼラを失墜させることが出来るでしょうか。今後の展開に注目ですね。
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