ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【86話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カーロンの結婚式
カヒルとロザリンは大婚礼の日取りが1か月半後であると大神官から告げられ、驚きながらもそれを受け入れることに。
特にカヒルのほうが不満そうでしたが、ロザリンがうまくなだめていました。2人らしいやり取りですね。
そんな中でアゼラはカヒルの執務室を訪れ、息子のカーロンがパーティーで令嬢と恋に落ちたから結婚させるつもりだという意向を伝えてくることに。
しかも神殿で伝えられた結婚式の日は2週間後だったのだと。
前々回第84話の手紙に書かれていた2週間後というのはカーロンの結婚式の話だったみたいですね。納得です。
まあそれも大婚礼の前に結婚させようというアゼラの企みと彼女にそそのかされたフィリップ大神官の仕業なわけですが。
そしてカヒルはあっさりとカーロンの結婚を許可することに。
本当に結婚を認めるつもりがあるのか分かりませんが、カヒルはアゼラの企みを全てお見通しですから何か考えがあるのでしょう。以前第81話でロザリンがカーロンの結婚について自身の推測を話していて、まさにその通りになっていますからね。
あまりにあっさりと許可されてアゼラも少し戸惑っているようでした。
想像以上に順調に物事が進んでいると思っているでしょうが、彼女の思い通りにはさせたくないですね。
アゼラに衝撃の報告
アゼラのもとにはマグニス公爵がやって来て衝撃の事実を伝えることに。
ジェル海道金鉱山の崩落事故に関して帝国法により管理責任が問われて、所有権が皇太后アゼラから皇帝カヒルに移るのだと。
それと同時にマグニス公爵はアゼラ支持派から抜けるとも伝えていました。
まさかの報告に取り乱すアゼラの姿は最高ですね~。笑
彼女の発言からしてカーロンの結婚式には鉱山の存在が不可欠なのでしょう。おそらく彼女にとってはそれがかなり大きな資産になっているのではないでしょうか。
カヒルがカーロンの結婚を二つ返事で承諾したのも、このことがあったからなのかもしれません。鉱山を没収することでアゼラの動きを制限するつもりだったのでしょうね。
アゼラはかなり追い詰められているようですが、これからどんな手を打つつもりなのでしょうか。
またマグニス公爵はカヒル支持派に寝返るのか、それとも中立な立場を保つのか。彼の動向にも注目です。
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