ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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【78話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カーロンの登場
今回皇太后アゼラの息子であるカーロンが登場しました。名前は出てきていましたが、実際に登場するのは今回が初めてでしょうか。
これまで地方の小さな城で暮らしていたみたいですが、アゼラに呼び出されて首都に暮らすことになったみたいです。
アゼラが息子を呼び出したのはもちろんカヒルに対抗するため。
以前第65話でもアゼラがカーロンの結婚を進めようと計画している描写がありましたが、早速動き出したよう。
もしカヒルとロザリンに子供が生まれなかった場合、カーロンに後継者の子供がいれば皇位争いで優位になれると考えているのかもしれませんね。本当にしたたかで厄介な奴です。
しかもアゼラがカーロンの結婚相手に求めることは、賢さや優秀さではなく、従順で言うことを聞く令嬢なのだとか。
まあそうでしょうね。アゼラは何でも自分の思い通りにしたい人物でしょうから。
ただ今回カーロンの様子を見ていると、彼は皇位争いに興味はないように見えます。ただアゼラに逆らえずに嫌々従っていそうな印象です。
アゼラが非道な人間であることは分かっていましたが、同時に毒親でもあるみたいですね…。
嫌がっているカーロンの気持ちを察する様子もなく。彼女はカーロンのことを大切な息子などと呼んでいましたが、本人の気持ちなんてどうでもいいのでしょう。
カーロンの振る舞いを見ているとあまり悪い人には見えず、アゼラに苦しめられている可哀そうな息子という感じがするので、誰か彼を助け出してあげて欲しいです。
原作で重要だったことは
カヒルのプロポーズを受け入れたロザリンはまだベリット子爵家の屋敷に滞在しており、一人頭を悩ませているよう。
どうやら小説の内容が消えてしまったため、原作で重要だったことを忘れないように整理しているみたいです。
小説の内容が消えて白紙になる場面は第68話で描かれていました。なぜ消えてしまったのか、その理由は未だ不明のまま。
そもそもロザリンがなぜこの小説の世界に転生してきたのかなど、物語の根幹に関わりそうな部分なので、真相が気になるところですよね。
そんな彼女のもとにはカヒルが訪ねて来たよう。それも家族にバレないように窓から入ってくるという。
この間も会ったばかりなのに、片時もロザリンの傍を離れたくないようです。笑
そしてカヒルは、カーロンが結婚するかもしれないということをロザリンに相談していました。
確かに皇位を脅かす存在ですし背後には厄介なアゼラもついているので、カヒルとしてもただ黙っているつもりはないのでしょう。
ちょうどロザリンが小説の内容を思い出そうとしているところだったので、もしかしたらカーロンについて何か重要なことに気づいたりするかも?
カヒルとロザリンが何か対策をとるのか注目ですね。
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