ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【70話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
明かされる真実
ベルロス神官アンソニーはロザリンの部屋を訪ねてきて、彼の知っている事実を教えてくれました。
彼は皇后選抜の過程でエラの家門であるロスパニー伯爵家を抜き打ち訪問した際、「飼い慣らされた暴君の心臓」という小説を見つけたのだとか。
ロザリンも持っている例の小説ですね。そもそもこの舞台がその小説の世界です。
アンソニーはそれを見て戸惑ったようで。カヒルやらエラやら、実際に周りに存在する人たちが登場する小説ですから、それは困惑するでしょう。
そしてその夜に祈りを捧げていた時に、エラが回帰者であることを神が教えてくれたのだとか。
う~ん、小説を目にしたこととの因果関係はちょっとよく分かりませんでしたが…。とにかくアンソニーはエラが人生をやり直しているという重要な事実を知ったわけですね。
それに関してはロザリンも知っているわけですが、憑依したエラの過去を見てきたアンソニー曰く、エラは前世で呪術を使っていたのだとか。
だから今カヒルの様子がおかしいのも呪術だろうと教えてくれました。
アンソニーの助言によって、呪術が原因だということはロザリンも把握できたようです。解決に向けてまずは一歩前進ですかね。
呪術を解くには
アンソニーの神聖力は治癒に特化しているため、彼には呪術を解くことができないのだとか。
ただ浄化の力を持った司祭や、神物の力が必要だと助言してくれました。
女神エテウシスの神物ならばとロザリンには心当たりがあるみたいで、それは皇居にあるらしいですね。
彼女が用意しようとしている神物とは何なのか気になるところ。
そして無事にカヒルを洗脳している呪術を解くことができると良いです。
あとここまで助言して助けてくれたアンソニーは本当に頼りになりますね。
言えなかったこと
ロザリンに色々教えてくれたアンソニーでしたが、どうやら彼には言えなかったことがあるようで。
実はアンソニーは前世でエラのことを愛していたらしく、何ならエラの回帰を手助けしたのも彼だった可能性があるのだとか。
アンソニーはエラの過去の人生を神に見せてもらって、自分の過去の人生のことも思い出したみたいですね。
ということは登場人物全員が過去の人生を経験していて、場合によってはその記憶が蘇ることもあり得るということでしょうかね?ちょっとそこら辺も気になってしまいました。
そして今のアンソニーは過去の人生の自分の過ちを感じ、そして前世とは違う流れになるようにとロザリンを応援してくれているみたいです。
だからこそわざわざ彼女の部屋に来て、色々と助言してくれたのでしょう。
アンソニーは過去回帰のことなど多くの真実を知った人なので、今後またロザリンの助けになってくれるかもしれませんね。
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