ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【68話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
呪術にかかったカヒル
エラによって呪術にかけられたカヒル。
2人は腕を組みながら皇宮内を歩き、その光景に驚いている者たちに対してカヒルはエラを皇后にすると公言しているよう。
そんなカヒルの表情には感情がなく、まるで操り人形かのような雰囲気です。
いや~まさか本当にカヒルが呪術にかかってしまったとは…。
ロザリンもその場に居合わせ、だいぶショックを受けているよう。こんな動揺した様子のロザリンは作中で初めてかもしれません。
カヒルのことが好きだという気持ちをこの間確信したばかりですからね~。そんな中でエラにぴったりと寄り添っているカヒルを見るのはすごく辛いでしょう。
エラのほうは勝ち誇った顔でロザリンのことを見ていました。
腹が立ちますね。呪術とかいう卑怯な手を使ってカヒルを操っているだけなのに。
早く悪事がバレて痛い目を見て欲しいものです。
一瞬正気に
エラと一緒にいるカヒルを見て、ロザリンは悲しさから思わず涙を流してしまいました。
するとカヒルは正気に戻り、ロザリンに優しく駆け寄ってくれたのです。
彼女への愛情が呪術を上回ったということなのでしょうね。
ただ正気に戻ったのも一瞬のことで、カヒルはそのまま頭を抱えて苦しみ、気を失ってしまいました。
カヒルの精神が呪術による縛りと戦って苦しんでいるのかもしれませんね。
ただ次に目覚めたときにはまた虚ろな表情で、されるがままにエラに抱きしめられていました。
さすがにロザリンの涙も、呪術を解くまでには至りませんでしたか…。
それでも一瞬でも正気に戻ったということはまだチャンスがあるはずなので、ロザリンが何とかしてあげられるといいです。
ちなみにロザリンは最初、カヒルの変化が原作通りにシナリオが進むための強制力によるものと思ったよう。原作の小説ではカヒルとエラが結ばれるストーリーですからね。
確かにそう思ってしまっても仕方ないでしょう。まさか呪術だなんて思うわけもないので…。
ただ一瞬正気に戻ったカヒルを見て、その推測は違うと確信したみたいです。まずはそれが呪術であることを突き止めたいところですね。
小説の内容が消えた
操り人形のようになったカヒルを見て、ロザリンはしまってある小説の内容を確認しに行きました。
読み直したら何かヒントがあるかもしれないと思ったみたいですね。
確かにエラが呪術を使えるなんて設定があるなら、早く答えにたどり着くことができそうです。
ただロザリンが予想していなかったまさかの事態に。なんと小説の内容が消えて中身が白紙になっていました…。
一体どういうことなのでしょうか…?
ロザリンが自分の部屋のベッドの下に保管してある小説なので、何者かの手が加わるとは考えづらそうです。
これにもエラが関係していたりするのですかね…?それとも原作のシナリオから変化した時点で消えてしまっていたとか?
ロザリンがその小説を開くのはかなり久しぶりのようなので、いつの時点で消えていたのかもわかりません。
そもそも憑依した小説の世界の中に、その小説自体が存在しているという状況も若干疑問ではありますが…。笑
憑依して目覚めたら傍らにその小説が置いてあったのですかね?
とにかく小説の内容が消えるという不可解な出来事の真相が気になるところです。
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