ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【54話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ロザリンの匂わせ発言に
カヒルとの恋人関係を匂わせるロザリンの発言に、案の定エラは怒り心頭という感じでしたね。
照れた感じで言うロザリンの演技もきっと癇に障るのでしょうね。笑
一方で彼女たちの話を聞いていた別のテーブルの令嬢たちは盛り上がっていました。
エラが悔しがっているからこそ、皆が盛り上がっているのが痛快です。
どうせまた小説のヒロインは自分なのに!とか思っていそうですが、ちゃんと立場を分からせてやりたいところですね。
見事な逆転劇
実は今回カヒルから渡されたものが役に立ちました。以前52話の時に寝室でカヒルから貰った筒状の紙です。
どうやらあの中身にはベリオス男爵夫人がバラされたくない過去の恥ずかしいエピソードが描かれていたようで。
その話をネタに、ベリオス男爵夫人に揺さぶりをかけることに成功しました。
カヒル、ナイスですね!笑
彼はベリオス男爵夫人がロザリンの邪魔をしてくるとわかっていたのでしょうね。
ただここからすごいのがロザリンでした。逆にエラから失言を引き出し、ベリオス男爵夫人の怒りの矛先をエラに向けさせるという。
むしろロザリンは最終的にはベリオス男爵夫人をフォローする側に回っていました。
もはやマジックのように全てがロザリンの手の上で転がっている感じで、とても痛快でした!
カヒルの宣言
皇后選抜が行われる中、執務室にいるカヒルは会話の中でデリックにある宣言をしていました。
自分はロザリンを愛していると。
デリックの反応は描かれずに話が終わりましたが、そもそも彼はカヒルの本心を知っていたんでしたっけ?
皇権安定のためだけにロザリンを皇后にしたがっていると思っていたのか、それともロザリンのことを愛しているということも理解していたのか。
以前37話でカヒルがロザリンを好きかもしれないと気づいたような描写はありましたが、結局それ以降デリック目線のはっきりとした心情描写はなかったと思うので。
いずれにせよ今回カヒルは堂々と彼の思いを宣言したのは良かったかもしれませんね。
デリックも秘書官として仕える君主の本心は知っといたほうがいいと思うので。
シーズン1終了
このタイミングでシーズン1終了となりました…。
全然きりが良くない!笑
皇后が決定しました!とか、カヒルとロザリンで手を取り合って頑張っていこう!とか、そういう感じの終わり方ではないんですね。
何となくロザリンがお茶会の試験でエラたちをやり込めて、最後はカヒルのデリックに対してのロザリン愛してる宣言で終了でした。
何だか締まりが悪いような気もしてしまいますが、まあそれは仕方ないですかね。
シーズン2では無事にロザリンが皇后となるのでしょうか?
タイトルが「暴君の秘書官になりました」なので、皇后になってしまったらタイトル通りではなくなりますね。まあ全然問題ないですが。笑
とにかく次のシーズン開始が楽しみです!
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