ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【105話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
仲間割れ?
気を失っているロザリンを神殿の中へと運び込むエラと大神官フィリップ。
儀式を行う場所へと向かっているようで、そこは大神官にのみ伝わる秘密通路なのだとか。そうなると誰かが助けに来るというのは難しくなりそうですね…。
とにかく計画をやり切ろうと意気込んでいるエラに比べてフィリップは少し懐疑的なよう。
元々マノス国王が一緒に来るはずだったのに神殿にやって来たのはエラのみ。また生きているカヒルは自分らのことを探しに来るだろうとも。
フィリップとしてはエラを信じて計画に乗ったものの、本当に大丈夫なのかと疑問を感じているのでしょう。
自分を守ってくれる後ろ盾がないことを不安に思っているみたいで、やはりマノス国王が同行していないことが彼の気持ちに大きく影響しているのかもしれませんね。
そんなフィリップの言葉にエラが耳を貸すことはなく、むしろ彼の弱みを握っているようで少し脅していました。同じ船に乗った仲間だから今さら後戻りは許さないということでしょう。
仲間割れとまではいきませんが、そこに信頼関係などはなさそうですね。
元の世界へ?
儀式を行う部屋へと到着し、ロザリンは台の上に乗せられることに。
そしてフィリップは用意してきた聖者の杖を取り出しました。それは神殿に残っている唯一の聖物なのだと。
それからエラが儀式を開始。彼女がやろうとしているのはロザリンをもといた世界へ送り返すこと。
なるほど…。ロザリンさえいなくなればこの世界でまた自分がヒロインになれるとでも考えているのでしょう。
それはマノス王宮の秘密書庫にあった呪術書に記されていた禁術であり、必要なものは女神の聖物と憑依された肉体の血なのだと。つまり聖者の杖とロザリンの血があれば可能というわけですね。
そして異世界への扉が開き、目を覚ましたロザリンの目の前には前世で愛していた家族の姿が。
家族が恋しくなりロザリンが異世界への一歩を踏み出そうとしたところ、行くなというカヒルの声が聞こえてくるという。
それは本物のカヒルなのか、それともロザリンが幻として見ているカヒルの姿なのか。この後どんな展開になるのか注目ですね。
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