ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第6話 | 第7話 | 第8話 |
「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
馬車の中で朝目覚めると
朝になり、馬車で寝ていた皇女は目を覚ました。
彼女は昨日起きたことがまだ実感できておらず、自分が皇女だったり、首都に向かっている最中だったりと未だに困惑しているようだ。
そして床で寝ていたはずなのにいつの間にか座席に移っていたことを疑問に感じながら、起き上がるとマントが床に落ちた。
それは彼女にかけられていたもので、皇太子が羽織っていたマントだと皇女は気づく。そして、殿下が忘れて行ったのかな…?と思った。踏んだら大変なことになるから気を付けないと…とも。
それから彼女の元にコリンがやってきて、朝食の用意が出来ていると伝えに来たようだが、チェスターのマントが落ちていることに気づき彼は驚くのだった。
朝食の迎え
チェスターのマントが落ちていることに驚くコリン。
目が覚めたらそのマントにくるまれていて…と皇女が事情を説明すると、コリンは笑いをこらえて震える。
普段のチェスターからしたら、幼い少女にマントをかけてあげるなんて信じがたいこと。殿下のことを知っている者なら誰もその話を信じないだろうなと思い、コリンは笑いがこみあげてくるのだった。
マントを床に落としてしまって怒られてしまうと思った皇女は謝るが、気にしなくていいとコリンは言う。
たとえマントの上に寝転んでも、踏んづけても、泥水の中に突っ込んでも怒られることはないだろうと。
何ならもっとイタズラしたほうがいいとまで彼は言う。皇女は大人しい子だから、もっとやんちゃであることをチェスターも望んでいるとコリンは考えたのだ。
もっとイタズラした方がいいなど、コリンの言うことは皇女にとってはさっぱり理解できないことだったが、それでも何だか温かい気持ちになった。
それから皇女はコリンに抱きかかえられて、用意された朝食が準備されている場所まで連れて行かれる。
用意された朝食は白くて柔らかいパン屋、肉とジャガイモの入ったあったかいスープ。
皇女は今までこんな贅沢な食事を食べたことがなく、本当に私が食べていいのかな…?と戸惑うのだった。
【7話】感想
マントをかけてあげたのはチェスターの優しさですが、ずっと奴隷として生きてきた皇女にはそれが優しさだと捉えることが出来なかったのですね。ただマントを忘れて行ってしまっただけなのだと。
そう考えると切なく感じますが、そのうちちゃんと伝わるようになってほしいです。そしてもっとわがままを言えるように。
きっとチェスターは子供の扱いに不器用そうに見えるので、そういう意味ではコリンがいてくれてよかったですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第6話 | 第7話 | 第8話 |