ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ランセルとの初対面
クロエたちは馬車が事故に遭って立ち往生していたが、ちょうどそこに通りがかったオラフ商会の一行に助けられた。
クロエとエズラの2人は、商会長であるランセル・オラフの馬車に一緒に乗せてもらうことに。
初対面だからかクロエはランセルとの会話にぎこちなさを感じ、なんだか気まずくなってしまう。
エズラに助けを求めるようにチラッと見て、彼も会話に入ると、そこで初めてランセルは2人が皇子と皇女であることを知ったようだ。
話を聞いてみると、どうやらランセルはまだ16歳なのだと。
そんな若い年齢で大きな商会を率いていることに、クロエは感心した。
その歳で立派ですね!とクロエが褒めると、ランセルは耳を赤くして照れているようである。
そんなランセルのことを、クロエは何だか少し可愛い気がすると思うのだった。
皇居に帰ってきたクロエたち
ランセルに送ってもらい、クロエとエズラたちは皇居に帰ってきた。
それからクロエはラエルの授業の時間。
授業の前に最近クロエに割り当てられた皇女宮の話になり、彼女は100部屋もあるなんてやりすぎですと言う。
皇女であるクロエはそれだけの待遇を受けるべき地位の人間にも関わらず、とても謙虚なのだ。
そんな彼女の振る舞いを見て、なんと欲のない方…もっと喜んで受け入れてもいいのに…とラエルは思いながら、彼女の謙虚さに微笑んでいた。
それからクロエはこの間ラエルにプレゼントしてもらった本「欲張りな竜」について、同じタイトルで結末の違う本を見つけたのだと話した。
するとラエル曰く、それは他国のヨーカロットで出版された違うバージョンの本なのだと。
作者が二通りの結末でその本を出版したというのである。
二通りの結末
二通りの結末が違う「欲張りな竜」。
元々ラエルにプレゼントしてもらった本は、欲張り過ぎた竜が痛い目を見る結末だったが、後からクロエが見つけたほうは最後に竜も幸せになる結末なのだ。
クロエは竜が幸せになるほうが好きだと言う。きっと竜は寂しかったのだろうと。
もし本当に竜がいたら自分が友達になってあげたと彼女は言うのだ。
ラエルはそんな優しいクロエを褒めつつ、他の人の前ではそのような話はしないほうが良いとアドバイスする。
クロエの優しさを上辺だけの偽善だと言ってくる人もいるだろうからと。
「欲張りな竜」の話もほどほどに、いよいよ授業を始めることに。
前回は学んだのは古代史。
そして今日は”黒石の時代”以降に飛躍的に発展した”黄金リンゴの時代”について勉強しましょうとラエルは言うのだった。
【34話】感想
クロエは初めてランセルと顔を合わせました。
彼は立ち往生して困っていたクロエたちを助けてくれて、しかも褒められると照れて耳を赤くするという可愛らしい一面も持っています。
まだ登場したばかりですが、ランセルは良い人そうですね。クロエの味方になってくれそうな予感がします。
そして皇居に帰って来てラエルの授業へ。以前プレゼントしてもらった本「欲張りな竜」の話ですが、クロエは竜にも幸せになって欲しいのだとか。
本当にクロエは心優しい皇女です。
本の内容についてわりと深く触れられていますが、帝国の歴史なんかに繋がってきたりするのでしょうか。今後の展開が楽しみです。
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