ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ナイジェル侯爵夫人たちの助言
パーティーを主催することになったクロエは、開催を手伝ってほしいとナイジェル侯爵夫人にお願いした。
ナイジェル侯爵夫人とエミリーはそれを快く承諾し、むしろ皇女に助けを求められて光栄だという様子だ。
早速何からすればよいかと助言を求めると、エミリー曰くパーティーの規模と目的を決めるのが最初だという。
簡単なパーティーを開くのか、それとも何かを記念するためのパーティーなのか、その目的によって規模感が変わるのだとナイジェル侯爵夫人も補足した。
それから誰を招待するかについての話も。
エミリーによると、皇女主催のパーティーであればオラフ商会の商会長も参加してくれるかもしれないから、招待状を送ってみてはと言う。
一度も会ったことのない人に招待状を送っても参加してくれるものかと不安に感じているクロエだが、そこは大丈夫だとナイジェル侯爵夫人たちは断言した。
皇女から招待されて参加を断る貴族などいるはずがないからだ。
その言葉にクロエは少し安心した様子である。
そして、まずはナイジェル侯爵夫人とエミリーを最初に招待しますとクロエが言うと、彼女たちはすごく嬉しそうにするのだった。
招待すべき相手
ナイジェル侯爵邸から帰る馬車の中、クロエは一人考えていた。
エミリーたちが喜んでくれたのは良かったが、なんだかテオが不満を感じているように見えたのだ。今度会ったらエミリーに理由を聞いてみようかと思った。
それから、パーティーに誰を招待すればよいかチェスターとゼッドにも聞いてみようと考えた。
貴族とアスカニア皇家の関係は大きく3つに分けられる。
皇家に友好的な親アスカニア派、皇家の制作や法令制定にやたらと難癖をつけてくる反アスカニア派、そしてどちらにも属さない中立派だ。
さらに、表向きには親アスカニア派でも、本当は忠誠を誓っているわけではなく政略結婚を目指している家門もある。ハノーバー家もその一つだ。
だからこそ招待する相手は兄たちにも相談して慎重に決めなければいけないのだ。
そんなことを考えていると、突然ガタンと馬車を大きな揺れが襲うのだった。
馬車を襲った衝撃
クロエの乗っている馬車は突然ガタンと大きな揺れに襲われた。
白いカラスの姿だったエズラはとっさに人間の姿となり、クロエを抱きしめて守る。
そのおかげもあってクロエは怪我無く済んだが、エズラは目の周りを怪我してしまった。
クロエが動揺していると、そこにコリンが駆けつける。
コリンの話によると、どうやら走っていた馬車の前に野良犬が飛び出したようで、今回の事故が起きたようだ。
優しいクロエは犬が無事かどうかを心配している。
どうやらその馬車はもう走れない状態となってしまったようで、新しい馬車を準備しようとエズラとコリンが話していたところ、何者かが突然話しかけてきた。
その男は、もし向かう方向が同じなら近くまで一緒に乗らないかと提案してくるのだった。
オラフ商会の商会長
馬車の事故で動けなくなっていたエズラやクロエのもとにやって来て話しかけてきた男。
彼は方向が同じなら一緒に馬車に乗って行かないかと提案してきたが、その腕には奴隷の印章が刻まれている。
何者なのかとエズラが聞くと、どうやらオラフ商会を率いる商会長に仕えている者なのだと。
一緒に馬車に乗って行かないかというのは商会長の言葉で、それを部下のその男が伝えに来たようである。
オラフ商会はとてつもない力を持った組織だ。彼らが扱えない商品はなく、商会自体が独立した国家のような影響力を持っている。
プライドの高い帝国の貴族たちでさえ、主催したパーティーにはオラフ商会の商会長を招待したくてやきもきしている。
その商会長とは、ある王国の王が非常に位の高い爵位を与えると言ったにもかかわらず、その提案を断った男だ。
その名はランセル・オラフ。
クロエとエズラは、ランセルの乗っている馬車に案内された。
お互いに顔を合わせ、助けてくれてありがとうございますとクロエはお礼を言う。
するとランセルは、事故に遭うなんてとても驚いたことでしょうと言いながら、優しくクロエに手を差し伸べ、微笑みかけてくれるのだった。
【33話】感想
クロエはパーティーを主催するにあたり、無事ナイジェル侯爵夫人とエミリーの助けを得られることになりました。彼女らの助けがあれば上手くいきそうな気がしますね。
それから帰る途中に犬が飛び出してきて馬車が事故に。犬の心配をするなんてクロエは本当に優しいですね。
そして困っている彼女たちの前に現われたのがオラフ商会の商会長ランセル・オラフ。かなりの大物っぽいです!
彼がどんな人物なのか楽しみですね。
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