ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
ティータの話
緑色の液体がグツグツと音を立てている部屋で一人、クレーテは考え事をしていた。
前日の夜の出来事。
ティータはクレーテに、自分が雪の中で倒れてしまった日のことを話していた。
自分はエドモンドの言いつけ通り、日が暮れる前に帰ろうとしていたが、バラ園の前あたりで急に周りが暗くなったと。
それは日が沈んだというより、急に消えたようだと言う。
そしてバラが話しかけてきたとも。
それを聞いて、そのあと精霊に襲われたのね…と息をのむクレーテ。
しかし彼女は、精霊がこんな小さな子供に手を出したことを不審に思っており、さらに詳しく話を引き出そうとする。
するとティータは、バラの棘で自分の血が垂れたことを思い出し、彼女に話した。
その話に納得するクレーテ。
きっとバラについた血によりティータの潜在能力に気づいたんだわ、と。
氷の城のバラには寒さに耐えらえるようクレーテの魔法がかかっている。
その魔法がかかったバラを操るのは、少なくともテベット級の最上級精霊でなければできないはず…
そしてクレーテはテベットならあり得る話だと思い始める。
ティータの魂を無意識の世界に閉じ込めてしまうほど強力な力であり、そのバラはテベットの魔力を秘めたバラだったのだと。
そして自分よりも強力なティータの力に驚いて逃げて行ったのだろうと結論付けるのだった。
自責の念
そんなティータとの会話を思い出し落ち込むクレーテ。
何が極寒の君主よ…小さな子供一人ろくにまもれないくせに…と自分を責めるのだった。
またクレーテが気を失っていた時、ティータに似た男の子を見かけたことを思い出す。
しかしギロッという鋭い目つきに、あの目はティータじゃないと思う。
青ざめた表情で、まさかアルフェ…と言いかけたとき、緑色の液体がゴボッと音を立て、クレーテは正気に戻る。
テベットについては後で考えましょと言って、自分の仕事に戻るのだった。
庭園
今はやるべきことがあるんだから、と言ってクレーテは庭園にテレポートする。
そこはべロスでは非常に珍しい庭園で、レプルという名の若いライカンが運営している。ライカンとは狼人族のことである。
今回はティータの好みにあった友達をプレゼントしようと、花に手を添える。
そんなクレーテの元に狼のような風貌の男が姿を現し、ようこそいらっしゃいました殿下、と笑顔で声をかけるのだった。
【14話】感想
ティータとアルフェンは別人格何ですかね。アルフェンの名前を言いかけたときのクレーテは、かなり危機感を覚えている様子でした。
最後の狼みたいな登場人物は、名前だけ出てきたレプルという者でしょうか。気になる新キャラです。
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