ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
魂の中
お母さん…寂しいよ…痛い…スノウ…エドモンドさん…
そんな声が聞こえてくる。
そう、クレーテはティータの魂の中に入ることに成功したのだ。
ただしこの術は対象者の心の中に直接働きかける方法であり、時間をかけすぎるとその世界に飲み込まれて永遠に出られなくなってしまう可能性がある。
術を試みる者に危険を伴うのだ。
以前のクレーテはこの術を使ったことがあるようだが、今のクレーテ自身は精神の覚醒魔法など使ったことはない。
この魂の中に入る前、エドモンドに自信満々に話していたことを少し後悔する。
それでもやるしかないと思い、ティータを見つけようと歩み始めるのだった。
ティータの心の声
彼女がこの世界を歩いていると、ティータの心の声が聞こえてくる。
殿下って怖そうだな…話し方も怖いし…
おままごと…ぼんやりごっこ…退屈だな…飽きちゃった…
それでも殿下が好き…世界で一番…お母さんよりも!
そんな声を聞いて、クレーテはハッとして少し嬉しそうな表情を見せる。
しかし、こんなことをしている場合じゃなかったと、ティータを探し走り出すのだった。
何かの気配
捨てられちゃったらどうしよう?…なんでも出来るいい子にならなくちゃ…
ティータの悲しい感情がクレーテを飲み込もうとしてくる。
時間が長引くほどこの世界から抜け出すことが難しくなるため、彼女は焦っていた。
そして不意に、ティータの気配でも自分の魔力でもない気配を感じる。そしてなぜかそれは身に覚えがある感じがした。
その方向に向かって随分遠くまで走って来たが、さっきの気配は消えてしまった。
そんなことを思っていると、モワモワとオーラをまとうクモの化け物が出現した。
ティータの潜在意識かしら?危なそうだからそっとしておこう。
そう思いこれ以上ここにいたらまずいと考え、現実の世界に戻ろうとするクレーテ。
しかしそのクモの化け物が彼女を攻撃してくる。
現実の世界では寝ている状態のクレーテだが、ブルッと体を震わせ、それを見守っているエドモンドも彼女を心配する。
攻撃を食らったクレーテは疑問を感じていた。
物理的な肉体に影響を与えるほどの強力な攻撃を仕掛けてくるとは今まで聞いたことがない。
しかもクモの化け物の攻撃は、クレーテの防御パターンを認識して変則的に攻撃の方法を変えてくるのだ。
立て続けに攻撃を食らって弱るクレーテ。
これがティータの持つ力なの?と彼女は追いつめられるのだった。
【12話】感想
殿下が好きという心の声を聞いて、クレーテも嬉しかったでしょうね。
化け物相手にピンチを迎えていますが、どのようにこの危機を乗り越えるのでしょうか。続きが気になります。
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