ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
橋から転落しそうに
アリネルは思わず橋から転落しそうになったが、とっさにメリベルが手を伸ばして彼女を助けた。
危うく落ちるところだったアリネルは動揺しており、メリベルはそのまま立ち去る。
そして一人になってからメリベルは少し調子が良くなさそうだ。
前世でのアリネルのことを愛していた時の記憶が浮かんできて、私は強くなんてないね…と自分自身の揺さぶられる気持ちを感じた。
またさっき彼女の頭に浮かんできた心当たりのない記憶についても疑問に感じた。
それは何だったのだろうか。回帰の際に消えてしまった記憶なのだろうかとメリベルは思った。
そこに偶然エセレドがやって来て、メリベルは頭を抱えながらふらふらと彼に寄りかかる。
弱った様子のメリベルにエセレドは少し戸惑った。
一方のメリベルは彼の胸に顔をうずめ、温かい…と思うのだった。
愛する人からの裏切り
夜メリベルはエセレドと一つベッドの上で過ごしていた。
私は思ったより殿下を信じているみたいです…と言うメリベル。
彼女のその言葉をエセレドは素直に喜んだ。
そしてメリベルは、とても愛していた人に裏切られたことがあると話し始める。それは前世でのアリネルのことであるが、ここでは彼女は名前を伏せて話した。
ずっと信じていたのに裏切られのだとメリベルは涙を流した。憎いのは間違いないが、昔持っていた情が残っていることを今日まで忘れていたのだ。
その人をまだ愛しているのか?とエセレドが聞くと、わかりません…と彼女は答える。
ただエセレドは一つはっきりと感じたことがあった。
利口なやつであればメリベルのことを裏切ったりはしなかっただろうと。
片思いの相手
翌日、エセレドは執務室にテオバルトとキルとアシルを呼び出した。
そしてエセレドはその場で3人にある質問を投げかける。片思いをしたことはあるか?と。
突然謎の質問に困惑する3人だが、知り合いが片思いの相手に裏切られたから意見を聞きたいのだとエセレドは説明した。
名前は出さなかったエセレドだが、その”知り合い”がメリベルのことだと彼らはすぐに勘づき、エセレドもそれを認めた。
ただエセレドは勘違いしていて、メリベルが片思いの”男”に裏切られたと思っているようだ。
片思いなんてしなそうなのに…と皆驚いている。
そしてエセレドは、その裏切りの相手を殺さなければと考えていた。だからもし知っていたらとテオバルトらを呼び出して情報を聞き出そうとしたのだ。
もちろんテオバルトたちはメリベルの愛する相手など知るはずがない。
それからキルは、メリベルを皇后に迎えるのは危険だとあらためてエセレドに警告する。テオバルトもキルに同意見だと。
するとアシルは一人ニコッと笑いながら、私は賛成です!と口を開くのだった。
【21話】感想
まさかメリベルがまだアリネルへの情を持ち合わせていたとは少し驚きですね。もう完全に切り替えて復讐モードかと思っていました。
過去に愛していたなんていう情がメリベルの足かせにならなければいいですが…。
それと同時にメリベルは意外と自分がエセレドを信頼していたのだと思ったようです。弱っているときに頼りに感じてしまう的なやつですかね?
今後のエセレドとの関係の発展や、アリネルへの情が吹っ切れるのかにも注目です。
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