ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
なぜ毒草がそこに
メリベルはまた開いてしまった手の傷を診てもらうため、アシルのもとを訪れた。
するとそこにいたのはアシルともう一人レアという女性。
レアはキラキラとした目でメリベルを見つめ、すごく綺麗だね!お姉さん!!と声をかけてくる。
突然のことにメリベルは困惑していると、じゃあ私もう行くね!と言ってレアはその場をあとにした。
それからメリベルはアシルと2人きりになり、早速傷の手当てをしてもらうことに。
ふと見ると机には山野草が置いてある。それは毒草だ。
なんで毒草なんかがここに…?とメリベルは疑問に感じながら、誰に飲ませるつもりなのかとアシルに質問してみる。
もちろん彼はそんなこと答えてくれるはずはなく、宮廷の平和を守るためには敵が少ないほうがいい…と意味深なことを言うではないか。
誰にも知られずに抹殺される人でもいるのだろうか。
アシルは人事部長で影響力は相当なはずだと思ったメリベルだが、彼女はハッとあることに気が付くのだった。
人事部長が変わる理由は
ハッとあることに気が付くメリベル。
人事部長はアシルなわけだが、さっきのエセレドとの話では叔父ロレンツが人事部長に就任することになっていたはず。
つまり人事部長がアシルからロレンツへ変わるのだ。
なぜ急に叔父様なんかを…?とメリベルは不審に感じた。
それはメリベルを寵愛すると言う意味でエデンベル公爵家に特権を与えたのか、それともメリベルを牽制するためなのか。
あらゆる可能性がメリベルの頭をよぎるが、結局わかるはずもなく。
そんなことを深刻そうに考えているメリベルに対し、気分が優れないのですか…?と言ってアシルは彼女の手に優しくキスをする。
違うわ…とメリベルは少し動揺し、頬を少し赤くするのだった。
アリネルと遭遇
アシルからの手当てを受け終わったメリベルは、帰り道でアリネルに遭遇する。さっきロレンツにも会ったばかりであり、別に彼女との遭遇に驚くことなどない。
今さら妹面して話しかけてくるアリネルだが、次の瞬間メリベルの頭には過去の記憶らしきものが頭に思い浮かんだ。
それはメリベルが皇帝と政略結婚することになり、皇帝を好きなアリネルが嫉妬してくる状況である。
貴族だったら政略結婚なんて誰でもするわよ…と慰めるメリベル。じゃあ陛下のこと本気で好きにならない?とアリネルは悲しそうな表情を浮かべている。
そんな光景が突然頭に浮かんできて、メリベルはフラッと頭を抱えながら地面に座り込んだ。
何これ…?いつの記憶…?とメリベル自身に心当たりはなく困惑している。
具合が悪そうに座り込んでしまったメリベルを少しでも心配したのか、アリネルが声をかけてくるが、メリベルからしたら煩わしいだけだ。
もう帰って…!帰ってって言ってるでしょ!とメリベルは少し声を荒らげた。
彼女の威圧感に驚いたのか、アリネルは少しおののいて後ずさりすると、思わずつまずいてしまう。
そこは橋の上であり、つまずいたアリネルは思わず水の中に転落しそうになるのだった。
【20話】感想
人事部長がアシルからロレンツへ変わるわけですが、それはエセレドの意向なのでしょうか?それとも他の人が権限を持って決めていることなのですかね?
他の人となるとやはり元人事部長のアシルということになりそうですが…。何の目的で異動を決めているのか気になるところです。
またメリベルはアリネルと遭遇して、いつのだか分からない記憶を思い出していましたね。
失われた記憶といった感じでしょうか。もしかしたら今世でも前世でもない他の人生を生きたことがあったり…?
そうなってくるとまた壮大なファンタジー要素が加わってきそうです。今後の展開が楽しみですね。
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