ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
特別な関係
なぜロレンツのことを嫌っているのだとエセレドが問うが、メリベルはその質問には答えず黙ったまま。
それ以上エセレドが問い詰めてくることはなかった。
そしてエセレドはメリベルの望むものを贈りたかったのだと。だか皇后の座もメリベルに与えるのである。
そんなエセレドに対し、私に多くを与えようとしないでくださいとメリベルは言う。彼女は借りが出来るのが好きではないのだ。
ただメリベルも望んでいることはあった。それはエセレドとの関係が特別であること。それが友情であろうと義理であろうと、とにかく特別でいたいのである。
そのため彼女は、陛下にとって私は特別でしょうか…?と率直に質問を投げかけた。
するとエセレドは、俺はお前を手に入れたのだと答える。もはやエセレドにとってメリベルが特別かどうかなど、もはや問うまでもないのであった。
キルの授業中
キルの授業中、メリベルはエセレドとの会話を思い返していた。
彼は自分のことを特別だと言ってくれたが、そうは言っても彼は暴君。完全に信じることなどできないし、いつ心変わりしてもおかしくない。
そう思ったメリベルはエセレドの助けを受けることなど考えず、叔父ロレンツを粛清する対外的な名分が必要だと思った。
誰にも文句をつけられない類のものは何だろうか…。
そのようなことを考えていると、キルが話しかけてくる。今は彼の授業を受けている最中である。
初代皇帝レギナ・フェオフィルについて説明していたところだが、メリベルが集中できていないため、授業はとりあえずここまでにすることに。
その代わり面白い話をしてくれると言う。
エセレドが毎日のように身に着けている青い宝石のリング。それは初代皇帝が残した遺品なのだと。
そして指輪にはめられた宝石には魔法がかかっているという伝説があり、発掘された鉱山はエデンベル家の所有地だったのだとか。
彼女の出身家の鉱山にそんな伝説があるなど、メリベルには初耳なのであった。
アシルの元へ
アシルのもとにはレアという女性がやって来た。
彼女は頼まれていた山野草を採ってきたようで、アシルは礼を言う。
それからレアはここに来る時にメリベルに会ったのだと話す。陛下の奥様すごく美人だった!と。
するとちょうどそのとき部屋に入ってくる人物が。レアがさっき会ったばかりのメリベルだ。
どうも…手の傷が開いちゃって…と言うメリベル。彼女は傷を診てもらうためにアシルのところを訪れたのであった。
【19話】感想
エセレドはメリベルのことを特別だはっきり言っていましたが、彼女は完全には信頼していないようです。いつ気が変わるかもしれないからと。
そして彼女はロレンツを粛清するにはどうすればよいかを考えていました。彼女にとって煩わしい存在であるロレンツは早く排除してしまいたいですね。
それからメリベルは手の傷が開いたということでアシルのもとへ。そこにいたレアという女性は一体何者なの気になるところです。
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