ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
そこは演舞場なのか
騎士たちの演舞場としてキルに案内されたメリベルだが、そこには騎士が使うには高価な武器ばかり。それに土や埃もついていない。
違和感を感じたメリベルはキルに剣の刃を向け、正直になられてはいかがかしら?と問う。
それでもキルがここは演舞場だと主張すると、メリベルはその剣で自分の手を切りつけた。
驚いたキルが剣を取り上げるが、彼女の手からはボタボタと血が流れ出ている。
さらに彼女の奇行は止まらない。他の立てかけてある武器をガシャーンと床に倒したのだ。
するとその音を聞きつけてやって来た者が。何の騒ぎだ!?とそこに現われたのはエセレド。
ここは皇帝エセレドの執務室の隣であり、それを予想していたメリベルはわざと大きな音を立てたのだ。
メリベルの手からはボタボタと血が流れており、そしてキルは血の付いた剣を持っている。
明らかにキルに疑いが向けられる状況であり、今度こそ殺される…!と彼は青ざめているのだった。
10分前のこと
騒ぎが起きる10分前。本宮イグセンチウム皇室の執務室で、エセレドはテオバルトと話をしていた。
エデンベル家に関しての調査結果を報告するテオバルトだが、その家門の情報はほとんどないという。当主が変わってから意図的に多くの内容が消されているのだ。
その報告を受けたエセレドは、”私は陛下を復讐の道具にするつもりですわ”というメリベルの言葉を思い出した。
そこに何か関連性を感じたのだろうか。
エデンベル公爵についてさらに詳細に調べるようエセレドはテオバルトに指示する。
それから皇宮の内部組織の話に。人事を除けばほとんどの内部職が空席であり、不足分はキルが補っている状況だ。
キルがいなければ業務にかなりの支障が出るわけであり、そう分かっていてキルを刺したエセレドの行動にテオバルトは少し疑問を感じていた。
エセレドは何かを試しているのだろうか。
そんなことをテオバルトが考えていたとき、ガシャーンという音が執務室の隣から聞こえてきたのであった。
エセレドの指示
エセレドはメリベルの怪我を見て、医務室へ連れて行こうとする。
しかし彼女は1人で行けるからとそれを断った。
するとエセレドは代わりにテオバルトにメリベルを連れて行くよう指示し、そしてキルには自分について来るよう命じる。
エセレドに何をされるか分からないキルは怯えているようだ。
一方のメリベルとしては都合が良かった。
テオバルトのほうを見ながら、聞きたいこともあったしちょうど良かったわ…と思っているのだった。
【14話】感想
キルはまたメリベルにうまいことしてやられましたね。自分の手を傷つけたことも、血の付いた剣をキルに持たせたことも、メリベルにとっては作戦通りだったのでしょうか。
結局そこは演舞場ではなく、エセレドの執務室の隣だったようで、騒ぎを聞きつけた彼がやってきました。
エセレドに呼び出されたキルですが果たして彼の運命はどうなるのでしょうか。またテオバルトと2人きりとなるメリベルも何か考えがありそうです。続きが気になりますね。
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