ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
命の危機
キルは皇宮では命を大事にしろとテオバルトから忠告されていた。
なぜなら皇帝エセレドの傍にいたら常に命の保証はないからだと。
そんなテオバルトの忠告を無視したキルは、今まさに危機を迎えていた。
メリベルの教育を始めるのは来週からと命じられていたわけだが、今日勝手に彼女に接触したのである。
命令を無視したキルの首に、エセレドは剣を突き付ける。
今にでも殺してしまいそうな状況であり、そんな光景をメリベルは冷静に見つめている。
そしてふと机の上に置かれた指の模型を見て、これは何だったのかしら?と彼女は疑問に感じた。
思い返してみると、その指の模型の話の時にキルはテオバルトの名前を出しており、それはテオバルトから自分への警告なのだろうかとメリベルは思うのだった。
メリベルのとった行動は
メリベルが考え事をしていた間に、エセレドの剣はもうキルの肩に突き刺さっていた。彼の服には血がにじんでおり、このままでは死んでしまいそうだ。
そんな状況で、話したいことがあると言い出すメリベル。ただしキルがこの場にいると話しづらいとも。
キルのことを助けようという考えなのだろうか。メリベルの思惑は分からないが、そんな彼女のことをエセレドは自分のもとに呼び寄せた。
そしてエセレドはメリベルに剣を持たせて彼女の後ろから手を回す。
どうやらメリベルにキルのことを殺させようとしているようだ。
すでに肩を刺されているキルは、動けずに床に座って壁にもたれたまま。恐怖からか少し震えているようにも見える。
今にも剣を振らされそうになったとき、メリベルは口を開いた。
陛下…。毎日人が死ぬのであれば私の首はいつはねられるのでしょう?
メリベルはそのようにエセレドに対して問いかけるのだった。
【11話】感想
キルは宮内部長でそれなりの地位の人間だと思いますが、そんな相手もエセレドは無慈悲に殺してしまうようです。想像以上に冷酷でかなりの暴君ですね…。
メリベルは傍から冷静に見ていましたが、2人で話したいと突然口を挟みました。キルのことを助けてあげようという意図だったのでしょうか。
この後一体どうなってしまうのか、続きが気になります。
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