ピッコマで公開されている「姉が男主人公を拾ってきた」のネタバレと感想になります。
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「姉が男主人公を拾ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
ゆっくり眠りたい
跪き、頼み込んでみせたノクスの行動に、エイミーは慌てふためく。
ノクスはエイミーを揶揄うように笑った。
明日の夜、魔法使いの家に行こうと言うエイミーに対して、見ず知らずの自分をここまで助ける理由を問うノクス。
それに対して「人生は助け合い」と答えたエイミーに、「それは俺を受け入れるということか?」とノクスは更に問いかける。
困ったエイミーは笑って誤魔化した。
今夜は姉の部屋で眠ると切り出したエイミーのことが気になるノクス。
ぐっすり眠りたいから、と言うエイミーに「お前が眠るのを邪魔した覚えはない」ときちんとした説明を求める。
ノクスの問いに疑問を浮かべながらも、「ベッドが狭いから一緒だとあなたも寝づらいでしょ?」と当たり前のように答えたエイミーを見て、ノクスは眉間に皺を寄せ黙り込む。
ノクスの胸中に気付くことのないエイミーは、そのまま姉の部屋へと行ってしまう。
捨てないで、エイミー
朝。エイミーは自分の名を呼ぶ声に起こされた。呼んでいたのが少年ノクスであることに気付くと「どうしたの?」と問いかける。
不安そうな顔で見上げるノクスに「私がいないから探してたの?」と聞くと、ノクスは黙って頷いた。
その表情を見て、なんてかわいいの、と心の中で思うエイミー。
「朝ごはんにしましょう」とノクスを誘い、メニューは何が良いかと尋ねる。
ノクスは「なんでもいい」と答え、エイミーのスカートを握ると「ねぇエイミー。僕を捨てないで」と寂しそうな顔を見せた。
エイミーはノクスの胸中を思いやると、「捨てないわ」と優しく声をかけた。
そして、「いつか記憶を取り戻した時も、ここにいたいと思った時はそう言って」と告げるエイミー。
ノクスは「言ったらここにいてもいいの?」となおも不安げに言葉にする。
そんなノクスの頭を撫でたエイミーは「いくらでもいていいわ!」と請け合った。
魔法使いの家へ
夜。準備の整った大人ノクスとエイミーは、森の方向を見ていた。
迷わないように結んである目印を頼りに、魔法使いの家へと向かう二人。
「思ったより楽だな」と呟くノクスに、魔物だけでなく毒草にも気を付けなければいけないことを伝え、「そんなに楽じゃない」とエイミーは教える。
気味の悪い夜の森を歩きつつ、幽霊の話題から「本当に怖いのは死んだ者ではない」と持論の述べるノクスに「何か思い出しました?」と指摘するエイミー。
その会話を続けようとした最中、ノクスは「何かいる」と呟き警戒を見せる。
その時、暗い森の奥から無数の赤い目がこちらを窺っていることに、二人は気付くのだった。
【8話】感想
子供ノクスのいじらしさが溢れた回でした。記憶を取り戻してほしくも、そのままでいてほしくもありますね。
一方大人ノクスも、子供の時と同じようにエイミーのそばに居たい様子を見せています。こちらは素直ではないですが、行動はやはり似通っていますね。
次回の大人ノクスは、どんな活躍をみせてくれるのでしょうか。楽しみです。
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