ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【99話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ブルーミング公爵夫妻からの手紙
翌日、ハエルからブルーミング公爵夫妻とその息子のディエーブがやって来ると報告を受けるウィンターとバイオレット。
バイオレットを彼らと会わせないためにジェーンとの旅行を提案するウィンターでしたが、強い希望によりバイオレットは残ることに 。
そして、ウィンターはいつのまにか礼法を取得していたようです。彼はバイオレットの体が弱くて入れ替わりたくないからだと言っていましたが、きっと入れ替わるためにどちらかが自殺しなければならないのが嫌なようですね。失うのが怖いものが多くなったと言っていましたし。
それほどバイオレットのことが大切だと言うことなのでしょうが、バイオレットにウィンターの気持ちは伝わったでしょうか。
書類を届けに
翻訳した書類をハエルに届けに来たハーリン。
ハエルはその書類を確認すると、その一部はウィンターが見ると不都合なのでバイオレットに渡すと抜き取ります。
そして、ハーリンからバイオレットの体が悪くなったのはいつからかと聞かれると、幼い時からだと聞いたけどそれ以上のことはわからないと答えるのでした。
ハエルが抜き取った書類の内容が気になりますね。バイオレットに渡すということなので、内容はすぐに明らかになりそうです。
また、ハーリンはバイオレットの体が悪くなったのが、ウィンターの痛みが移ったからではないかと考えているようです。
93話でバイオレットももしかしたらそうかもしれないと考えていましたし、これは事実なのかもしれませんね。
翻訳された書類
翻訳した書類を読むウィンター。
自殺して体を何度も入れ替えると死ぬ可能性があること。
体を入れ替える呪術のためには伴侶の痛みを分かち合う3回の誓約が必要であること。そしてその誓約には必ず真心が必要であると。
お互いに対する理解が必要な夫婦はアリカの神殿で体を入れ替えることができるということ。
すべて読んだ上で役に立たないとハーリンに八つ当たりするウィンター。
ハーリンが体を入れ替える薬草には使用回数があってもう変えられないとバイオレットに話すと提案すると、ウィンターはようやく納得するのでした。
そういえば、そもそもハーリンに翻訳を頼んだのは自殺以外に体を入れ替える方法を探るためでしたね。
彼は自分が自殺しようとしたことをバイオレットに隠すために体を入れ替える薬草があると嘘をついていたのですが、翻訳してもらった内容によるとそう簡単に入れ替える方法はないようで残念です。
しかし、ハーリンの翻訳のおかげで重要なことを知ることができました。
何回も体を入れ替えると危険だということと、体を入れ替える呪術を成功させるのは3回の誓約があるということ。
ということは、バイオレットとウィンターはその3回の誓約を行っていたということなのでしょうか?
それはそうと、せっかく調べたのに役に立たない呼ばわりされてハーリンがかわいそうでしたね。笑
小さい頃の話
ハーリンの翻訳した書類の一部をバイオレットに見せるハエル。
そして、ハーリンに聞かれたことをバイオレットに尋ねると、小さい頃の話を始めるバイオレット。
6歳の時に道に倒れていた青年の痛みを分かち合いたいと思ったが、今思えばその相手は12歳だったウィンターだったかもしれないと話します。
バイオレットがウィンターの代わりに痛みを受けたのなら彼は感謝しないといけないとハエルは興奮しますが、それをなだめるバイオレット。
当時、街を彷徨っていたウィンターがあんな痛みを感じていたら命に別状があるほど危険だっただろうと思うと、役に立てたなら良かったとバイオレットは思うのでした。
バイオレットは王女として手厚く看病されていたから大丈夫だったものの、街で倒れるウィンターだったらそのまま死んでしまってもおかしくないですもんね。
あの時、痛みを代わりに受けて良かったと思えるバイオレットは本当に聖母のように優しいです。
しかし、ただでさえバイオレットの体が弱いことに心配しているウィンターが自分の痛みを代わりに受けたことが原因だと知ったら、とてつもなく悲しんでしまいそうですね。
バイオレットの性格から、このことを自らウィンターに話すことはなさそうですが。。
それと、バイオレットに渡した翻訳の書類の一部の内容が明らかになったのですが、ちょっとよくわからなかったので省かせていただきました。
内容がわかったら追記しておきたいと思います。
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