ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【76話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
助けを求めに来た鉱夫の妻
鉱夫の妻たちを屋敷に招き入れたバイオレット。彼女らはバイオレットに助けを求めるようにアッシュに言われて訪ねて来たのだと。
一刻を争う事態に、バイオレットは首都にいる王族に問題が起きた時に出動する消防隊に要請することにするのでした。
助けを求めて来た鉱夫の妻たちを助けるために、迅速に行動に移そうとするバイオレットが素敵です。
もうこれ以上お願いできるところがないと追い詰められた彼女らはとても救われたでしょう。
ウィンターは
鉱夫の妻たちを連れて首都に向かう準備をするところ、ウィンターに呼び止められるバイオレット。
バイレットが彼女たちを助けようとしていることを知ると、あなたとは関係のない人たちをなぜ助けるのか、私と結婚したから異邦人になったつもりなのかとウィンターは過敏に反応します。
その理由は彼女らがウィンターと同じカーニック一族であり、異邦人であるから。
ウィンターはそこから必死に這い上がって来ており、彼女らと一緒にされたくないようですが、自分の会社の名前にしたり、体に入っているタトゥーだったりとカーニック一族のことは捨てきれていませんよね。そのことについてバイレットに指摘されています。
バイレットにとっては鉱夫たちが小さいころのウィンターであり、小さいころのウィンターにそばにいてあげたかったと話します。そうであれば、今のウィンターがこんなに傷だらけではなかったと思うからと。
バイレットが鉱夫やその妻を助ける理由を聞いてウィンターはきっとうれしかったでしょうね。
それにしてもバイレットはウィンターのことをよくわかってあげていますよね。ウィンターだって心の底からカーニック族を嫌っているわけではないでしょうし、彼女らを助けなかったら一生後悔してしまいそうですし。
余談ですが、小さい頃のウィンターのそばにいてあげたかったというシーンで登場した子供のバイレットがめちゃくちゃかわいかったです!!
鉱山へ
鉱夫の妻たちを連れて消防隊のところにやって来たバイオレット。
しかし、もう手遅れだろうし、隊員の中に異邦人を助けに行く者はいないと断られてしまいます。
すると、そこに副代表イーグリンが探し出して連れて来た元主治医のベリルが登場します。彼は過去のことを許してくれれば無償で助けるのに協力すると申し出ます。
一方、その様子を遠くから見ているウィンター。
私の妻は一生異邦人になんて会う理由がない人だったんだからと秘書のハエルらにブツブツ言いながらも、やはりバイレットに協力するようですね。笑
彼は飛行船に使う最新技術の爆薬や自動ドリルなどを用意しているみたいです。
救出が長引くほど生存率は下がってしまいそうですが、閉じ込められた鉱夫たちが無事に出てくることができると良いです。
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