ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【116話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
証拠の書類
昔を思い出すカールソン。小さいころから民のことを考え、王にふさわしかったバイオレット。カールソンはそんなバイオレットに魅了されていたのでした。
時は戻り、アッシュに小作料を渡す見代わりに商人を通じて薬をもらっていたのだと白状するカールソン。そして、その時の書類が専用劇場にある金庫に隠してあると。
それを聞くともう用はないと言わんばかりにカールソンの元をあとにするバイオレット。
ぽつんと残されたカールソンはバイオレットに許されるのはウィンターだけであり、自分は絶対にその男にはなれないことを痛感するのでした。
自分の行ったことにより、もうバイオレットに同情さえしてもらえないカールソンはきっと絶望を感じているでしょう。
彼のバイオレットの愛は本物であったけれど、彼自身の弱さがこういう結末を引き起こしたのかもしれませんね。
それにしてもアッシュは子供のころからひねくれていて王としての資質はなかったように思います。兄弟でもこんなに差が出てしまうのですね…
そして、カールソンとアッシュの取引を証明する書類があることが判明しましたね!アッシュの悪事を明るみにする第一歩となりそうです!!
眠ったまま
あれから何日が経ち、カールソンの話していた書類を手に入れると、ひとまずウィンターが目を覚ますまではカーニック社で保管することに。
やつれてしまったバイオレットは目を覚まさないウィンターの額にキスをすると、会いたいと声をかけるのでした。
弱っているバイオレットが今は中を確認する余力がないため会社保管することになりましたが、何者かに盗まれないかなんだか不安に思ってしまいます。無事にアッシュの権威を落とす証拠となると良いのですが…
医師の見解だと目を覚ます可能性が高いとのことでしたが、ウィンターは未だに目を覚まさないままで心配ですね。憔悴しているバイオレットの姿を見ると心が痛くなります。
ブルーミング公爵夫人の訪問
そんな中、ウィンターが心配だと会いに来たブルーミング公爵夫人とその取り巻き立ち。
ウィンターのいる部屋にいれてもらえないとわかると、バイオレットが夫の遺産を独占しようとしていると騒ぎ立てます。
しかし、ウィンターが目を覚ますまでは部屋にいれないと毅然とした態度を取るバイオレット。後継者の座を与えたくないブルーミング公爵夫人がウィンターに危害を加えないか心配だと告げると、ブルーミング公爵夫人に頬を叩かれてしまいます。
負けじとバイオレットが叩き返したところで、苦しそうな顔をしたウィンターが部屋から出て来るのでした。
眠ったままのウィンターを必死に守ろうとするバイオレットが頼もしいですね。
ブルーミング公爵夫人はウィンターを心配するフリをして、後継者の座から引きずり下ろす機会を伺っているだけでしょうから部屋に入れなくて大正解ですよね。
バイオレットに叩き返されたシーンはとても爽快でした!ウィンターも目を覚ましましたし、ひとまず安心ですね!
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