ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【115話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
朦朧とする中で
馬車の中で横たわるウィンターに声をかけるバイオレット。子供の時から自分たちが誓約で結ばれている話をすると、今回もあなたの痛みを私に分けて欲しいと願います。
意識が朦朧とする中、ウィンターはバイオレットの言葉を聞いて何の話をしているのかと疑問に思うのでした。
バイオレットは自分の命を差し出してまでもウィンターが助かって欲しいと願っているようです。彼へのバイオレットの想いは相当なものですね。
ウィンターは辛うじて意識があったようですが何とか助かって欲しいです。
回復の兆し
病院の廊下で様々な想いを巡らせるバイオレット。どうして自分の命を大切にできないのか、まだバイオレットの愛を信じてくれていないのか、そして彼をそう育てたのは誰なのか。
そこにやって来た医師。弾丸が無事に除去され、ウィンターが意識を取り戻す可能性が高いと。
医師曰く、出血多量で亡くなる可能性が高かったウィンターの体はなずか出血がひどくなくなり、それは呪術でなければこんなことにならないと話すのでした。
ウィンターの容態が安定したようでひとまず安心しましたね。彼が一命を取り留めたのはやはり呪術が関係しているようです。やはりバイオレットとウィンターが結んだ誓約の影響でしょうか。
だとしたら、バイオレットにウィンターの痛みが移動してしまったということになります。ウィンターの痛みをバイオレットが受け継いだような描写はありませんでしたが、バイオレットの体が心配ですね。。
カールソンの居場所
ハエルからカールソンの居場所を聞くと、彼に直接会いに行くことしたバイオレット。
彼のバッグにアッシュがいることを知るバイオレットは、さきに行動を移す必要があると考えたのでした。
カールソンの処遇はせいぜい国外追放程度だと予想するバイオレット。アッシュの流した薬に溺れて今回の事件を起こしたカールソンが口を封じられる前に、先に接触して証言を取ろうとしているようです。
自分の愛するウィンターのためにも、怒りを滲ませて行動に移すバイオレットがカッコよかったです。
カールソンの元へ
手錠に繋がれたアッシュの元にやって来たバイオレット。近くにあったハサミを取って彼の喉に突きつけます。
警官の前だからと慌てて止めると、彼が国外追放のあとは会社の方で処理をするとこそっと話すハエル。
その後、警官に席を外させると、小作料を横領してそれをアッシュに渡していた話を突きつけるバイオレット。
この話をしたら自分は本当に死んでしまうとカールソンが震えると、あなたが死んでも構わないとバッサリ切り捨てるのでした。
バイオレットも言っていましたが、自分に銃を向けたカールソンの安否なんか今さら心配してあげるわけがないですよね。
バイオレットに銃を向けて、実際にウィンターに銃を討ったカールソンの罪は大きすぎます。
カールソンに向けたバイオレットの表情はこれまで見たこともないような冷徹で軽蔑した表情で、こんなバイオレットも素敵だなと思いました。笑
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